「さらに議論 非常に重要な1年に」山梨県境のリニア工事に伴う水対策 静岡・大井川利水関係協議会が了承

山梨県境におけるリニア工事に伴う水資源の対策としてJR東海が提案した「田代ダム案」について、静岡県の大井川利水関係協議会が協議しました。説明を受けた協議会は案を了承しました。

<静岡県 平木省副知事>
「色々な問題に関しまして、さらに議論を進めていく。今年1年というのは非常に重要な1年になるのではないか」

協議会には、静岡県の平木副知事のほか、大井川流域の市長・町長らが出席し、JR東海の田代ダム案について議論しました。山梨県境におけるリニア工事をめぐる水資源対策として、JR東海は、田代ダムの取水を抑えて、大井川の水量を確保する案を示しています。

協議会では、取水停止期間中に山梨側で出た水の取り扱いや県境付近のボーリング調査の実施などについて説明があり、案は了承されました。

<島田市 染谷絹代市長>
「これから先のスケジュール感の問題であったり、立証責任、私たちが負えない。補償期間の話であったり、発生土置き場のこともこの次議論されるということを伺いました」

静岡県などによりますと、6月2日に開かれる県の専門部会で、対話すべき6項目のうち継続している2項目について議論される予定です。

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