
気象庁が5月5日に発表した「高温に関する早期天候情報」によりますと、北海道から九州にかけて、沖縄地方を除く全国で、この先、暖かい空気に覆われやすくなり、気温が高くなる見込みです。特に13日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。気象庁は、農作物などの管理に注意するよう呼びかけています。また、北日本を除く各地では、家畜の管理や熱中症など健康管理にも注意が必要です。
「かなりの高温」とは、その地点、その時期としては10年に1度程度(10%)しか起きないような著しい高温のことです。
【地方ごとの「かなりの高温」の基準】
北海道地方 5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.8℃以上
東北地方 5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.1℃以上
関東甲信地方 5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.0℃以上
北陸地方 5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.1℃以上
東海地方 5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.6℃以上
近畿地方 5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上
中国地方 5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.9℃以上
四国地方 5月14日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.5℃以上
九州北部地方(山口県を含む)5月14日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.6℃以上
九州南部 5月14日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.4℃以上
「早期天候情報」は、気象庁が毎週月曜日(祝日などの場合は火曜日)と木曜日の午後2時半頃に、地方ごとに発表しています。
また、1週間以内に高温が予測される場合には「高温に関する気象情報」を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い状態になることが予測される場合には「熱中症警戒アラート」を発表しています。