東海大が不正アクセス被害 静岡キャンパスなど一部システム停止 ランサムウエアに感染

学内に掲出された、感染による影響を説明する電子掲示板=18日午後1時半ごろ、静岡市清水区の東海大静岡キャンパス 学校法人東海大学(東京都)は18日、同法人ネットワーク内のサーバーなどが不正アクセスを受け、ランサムウエアに感染したと発表した。同日午後6時時点で、静岡キャンパス(静岡市清水区)を含む学内で、メールや教育システムなどが利用できない状態となっている。同法人は湘南キャンパス(神奈川県)に対策本部を設置。当該サーバーを遮断し、復旧作業を続けているという。
 同法人によると、17日に一部ウェブサイトが表示されないことを確認。調査したところ一部のコンテンツファイルの拡張子が書き換えられていることが判明した。計10機関・キャンパスに影響し、一部で授業の休講も実施しているという。
 静岡キャンパスでは18日正午ごろ、県警サイバー対策本部の捜査員が調査に入った。県警や同法人によると、すでに湘南キャンパスとのネットワークを遮断。ウイルス感染の有無は確認中という。構内には学生らに状況を説明する電子掲示板が設置されるなど、職員らは対応に追われた。

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