待望の「田子の浦しらす」に舌鼓 漁協食堂が営業開始 富士、例年より1週間遅れ

新鮮な「田子の浦しらす」を味わう家族連れ=富士市の「田子の浦港漁協食堂」 富士市の「田子の浦港漁協食堂」は7日、今季の営業を始めた。漁協によると3月21日のシラス漁解禁から水揚げ量が少なく、例年より開始が約1週間遅くなったという。初日は開店を心待ちにする静岡県内外の客が早くから行列を作り、鮮度の良さが特徴の「田子の浦しらす」に舌鼓を打った。
 漁協食堂は、潮風を浴びながら、国の地理的表示(GI)保護制度に登録された名産品を味わえる人気スポット。当日の朝に捕れたばかりの生シラス丼や釜揚げシラス丼、しょうゆだれに漬け込んだシラスと卵の黄身をのせた「赤富士丼」などを堪能できる。
 大阪府から家族旅行で訪れた調理師の渡辺聖矢さん(33)は「初めて生シラスを食べた。新鮮でとてもおいしい」と喜んだ。
 午前10時半から午後1時半。土日祝日は開店を30分早める。今季の営業は12月28日までの予定。

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