春の訪れ告げるシラス漁始まる 富士市田子の浦港の初日の水揚げ151キロで前年の約半分=静岡

静岡県内のシラス漁が3月21日、解禁されました。富士市の田子の浦港では約150キロのシラスが水揚げされ、競りが行われました。

<富士支局 杉村直美記者>
「午前5時半すぎの田子の浦の港です。しらすを求めて船が一斉に港を出て行きます」

県内のシラス漁が3月21に解禁され、富士市の田子の浦港では18隻の漁船が漁に出ました。水揚げされたシラスは、その場で競り落とされていきました。漁協によりますと、田子の浦港の初日の水揚げ量は151キロで、2024年の約半分でした。

県内のシラス漁はここ数年、深刻な不漁が続いていますが、漁協は期待を込めています。

<田子の浦漁協 伊澤安弘さん>
「全体的に水揚げが少なく、シラス自体はいいシラスが取れたと思っています。大漁日はなかったとしても毎日少しずつでもシラスが途切れないで漁獲があるといいなと思っています」

県内のシラス漁の漁期は2026年1月14日までです。
 

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