夜間救急医療センターの2億円超の使途不明金問題で再発防止策を市が公表 自動釣銭機の導入など=静岡・沼津市

静岡県東部6つの市町などが運営する「沼津夜間救急医療センター」で、2億円を超える医療費が使途不明金になっている問題で、3月25日、静岡県沼津市は、自動釣銭機を導入するなどの再発防止策を示しました。

この問題は、静岡県沼津市の「沼津夜間救急医療センター」で、2024年6月、不適切な会計処理により、約2億5500万円の医療費が使途不明金となっていることが判明したものです。

救急センターの経理関係は、2024年に死亡した職員1人がほとんど担当していたということで、救急センターの指定管理者を務める沼津夜間救急医療対策協会は、死亡した職員が使途不明金に関与している可能性が高いとして、使途不明金のうち約6200万円について、業務上横領の疑いで刑事告訴し、2025年2月14日に受理されています。

3月25日、この問題に対する再発防止策を沼津市が公表し、沼津夜間救急医療対策協会は、会計事務のマニュアル化や現金を取り扱う機会を減らすことを目的とした「自動釣銭機の導入」、防犯カメラの設置などの対策を、沼津市は、市が歳入する使用料等の事前確認を徹底すると発表しました。

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