
遠藤は「加入当初はJ2で、翌シーズンもJ2で戦って、見事優勝・J1昇格という良い想い出ももちろんあるが、J2に降格してしまったという悔しい思いもした」とジュビロ磐田でのシーズンを振り返り、「来シーズンはJ1でみんなが輝いているところを陰ながら応援したい。皆さんが優しく接してくれ、リスペクトしてくれて、素晴らしい約3年間を過ごせた。また磐田・浜松に遊びに行きたいなと思う」などとサポーターにメッセージを送った。
遠藤は1998年に鹿児島実業高校から横浜フリューゲルスに進み、京都サンガを経て、2001年にガンバ大阪へ。攻撃的スタイルを掲げたチームの司令塔として、数々のタイトル獲得に貢献した。2020年途中からジュビロ磐田に移籍し、21年には主力としてJ1昇格に貢献したが、最近は出番が減っていた。
J1は672試合出場で103得点、J2は104試合出場で10得点。国際Aマッチは152試合出場で15得点。ワールドカップは2006年ドイツ大会からの3大会でメンバー入りした。2010年南アフリカ大会では、グループステージ第3戦のデンマーク戦で芸術的なフリーキックを決め、16強入りに貢献した。