第102回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が20日行われ、静岡県代表の静岡学園（2年ぶり14度目出場）の1回戦の相手が明徳義塾（高知）に決まった。両チームは12月29日12時05分から浦和駒場スタジアムで激突する。
静岡学園が入った準々決勝までのブロックは、プレミアアリーグ出場の青森山田（青森）や昌平（埼玉）、大津（熊本）、米子北（鳥取）などの強豪がひしめく。順当に行けば、静岡学園は3回戦で青森山田と対戦する。
抽選会はオンラインで行われ、静岡学園の川口修監督とFW神田奏真選手が静岡市内の特設会場から参加した。
川口監督は「厳しいゾーンに入ったが、間違いなく一番大事なのは初戦。初戦は硬くなるし一番難しい。勢いをつける意味でも、ここに100％を持っていく」と話した。けがのため県予選の出場を見送っていたU-18日本代表の神田選手は「初戦は自分たちらしくやれば勝てると思う。日本一になりたい」と意気込んだ。
大会は12月28日に開幕する。国立競技場で来年1月6日に準決勝、8日に決勝を行い、全国3842校の頂点を決める。
＜静岡学園 神田奏真選手＞
「（明徳義塾とは）試合をやったことがないので正直なところ分からないが、油断せず一戦一戦大切に戦いたい。厳しいブロックに入ったが、そこで勝ってこそ日本一になれる。（プロ入り内定3人で）プレッシャーもあると思うが、個人が成長しながら日本一になれるように頑張りたい」
＜明徳義塾 吉田凱選手＞
「静岡学園は全国常連で、攻守のバランスが取れたチームの印象がある。胸を借りるつもりで戦いたい」
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