磐田市拠点の高校サッカー“裏インターハイ”神戸弘陵がPK戦で鹿児島を破り頂点に!<第2回コネクティングコミュニティ杯・結果一覧>


全国高校総体の出場を逃した男子サッカーの強豪校が全国から集う“裏インターハイ”「第2回コネクティングコミュニティ杯」は8月3日、磐田市のゆめりあサッカー場で決勝を行った。神戸弘陵(兵庫)が1−1からのPK戦で鹿児島を下し、優勝した。

神戸弘陵は予選を3勝1分けで通過。決勝トーナメントでも勢いは止まらず、1回戦の磐田東戦は2−0、2回戦の三田学園戦は4−1で快勝。準決勝の桐生第一戦、決勝の鹿児島戦はPK戦で競り勝った。

大会には全国から32チームが参加し、7月30日からの5日間で予選リーグとトーナメントを行った。

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決勝・戦評


ともに県高校総体3位で全国切符を逃したチーム同士の決勝は、プリンスリーグ関西で4位につける神戸弘陵に軍配が上がった。

神戸弘陵は立ち上がりから積極的に両サイドからアタックを仕掛け、右のMF丸山瑛太郎、左の外嶋亮太がゴール前にクロスを供給。FW鈴木竣也が飛び込む形から、鹿児島ゴールを再三脅かした。

優位に試合を運んでいた神戸弘陵に先制点が生まれたのは前半25分。ゴール正面に走り込んだボランチ梅原良弥が左からの折り返しをスライディングシュートで合わせて均衡を破った。

一方の鹿児島は序盤から押し込まれても、最終ラインが粘り強く対応。先制点を奪われてからわずか2分後、コーナーキックから相手のオウンゴールを誘って追いついた。

後半は一進一退の攻防が続き、両チームとも好機はつくったが最後までネットを揺らせず。PK戦は、神戸弘陵のGK鹿屋舷が相手の2人目のキックをファインセーブ。神戸弘陵は5人全員が成功させ、熱戦に終止符を打った。

上位トーナメント結果

<1回戦>
作陽 1−0 浜松開誠館
近大附属 3−1 豊川
鹿児島 1−0 藤枝東
帝京第三 1−0 富士市立
桐生第一 1−1 武南
   (PK2−1)
国見 1−1 藤枝明誠
   (PK2−1)
神戸弘陵 2−0 磐田東
三田学園 3−2 四日市中央工業

<2回戦>
作陽 2−1 近大附属
鹿児島 4−3 帝京第三
桐生第一 1−0 国見
神戸弘陵 4−1 三田学園

<準決勝>
鹿児島 2−1 作陽
神戸弘陵 0−0 桐生第一
   (PK5−4)

<3位決定戦>
作陽 1−0 桐生第一

<決勝>
神戸弘陵 1−1 鹿児島
   (PK5−4)

最終順位

優勝 神戸弘陵 
2位 鹿児島
3位 作陽
4位 桐生第一
5位 三田学園
6位 近大附属
7位 国見
8位 帝京第三
9位 浜松開誠館
10位 藤枝東
11位 磐田東
12位 藤枝明誠
13位 豊川
14位 北越
15位 富士市立
16位 浦和学院
17位 武南
18位 三重
19位 四日市中央工業
20位 今治東
21位 滝川第二
22位 龍谷富山
23位 福岡大若葉
24位 聖隷クリストファー
25位 日大豊山
26位 さいたま市立浦和
27位 広島皆実
28位 多摩大目黒
29位 関東第一
30位 矢板中央
31位 東海大福岡 
32位 宮崎第一

1位:神戸弘陵


2位:鹿児島


3位:作陽

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