静岡学園のFW神田奏真、12月29日の選手権初戦バースデーゴール誓う!抽選会後コメント

全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が20日行われ、静岡県代表の静岡学園は12月29日の1回戦で、明徳義塾(高知)と対戦することが決まった。オンライン抽選会後、川口修監督と、J1川崎フロンターレ入りが内定しているU-18日本代表FWの神田奏真選手が 静岡市内で取材対応し、大会に向けた意気込みを語った。

<FW神田奏真選手>

ー抽選会を終えての気持ちを。
「(ケガで)県予選に出場できなかったのは悔しかったけれど、みんなを信じてやってきて良かった。初戦は自分たちらしくやれば勝てると思う。2カ月間サッカーをしてなかったので、その遅れを大会までの1カ月で取り戻したい」

ー抽選で平仮名の「そ」を選んだ。理由は?
「最初は神田の『か』を選ぼうとしていたが、もうなかったので奏真の『そ』にした」

ー初戦に向けて。
「インターハイは初戦で明秀日立が僕たちに勝って、そのまま優勝した。1回戦がとても大事だとあらためて知った。僕たちはインターハイで一度失敗しているわけで、同じ失敗をしないように意思統一していきたい。1回戦は大量得点で勝てば勢いに乗れるので、3点以上取って勝ちたい」

ーコンディションは。
「両足の疲労骨折で9月に手術をしたが、もう大丈夫。プレミアリーグで優勝争いをしているので、そこで出場して点を取りたい」

ー過去の大会で印象に残るのは。
「静岡学園が優勝した大会(98回大会)が印象的。自分が中学2年の時。(当時のエースだった)松村優太選手は小学校からの先輩だったので親と2回戦を見に行き、決勝はテレビで見ていた。自分はプロになることが一番だったので、その時に静岡学園の入学を決めた」

ー29日は自身の誕生日になる。
「点を決めたい。誰もが目標にしている大会なので、早くコンディションを上げて試合に出場できるようにしたい」

<川口修監督>


ー抽選会を終えての感想を。
「プレミアリーグの5チームが集まった厳しいゾーン。レベルの高いチームと全国大会で戦えるのはすごく大事なこと。ただ、間違いなく一番大事なのは初戦。勢いをつける意味でも、ここに100%のモチベーションを持っていかないと。(初戦敗退した)全国総体がそうだったが、先を見ると負ける。先のことは勝ち上がってから考えたい」

ー明徳義塾の印象は。
「勝ち上がりをみると、セットプレーに磨きをかけている。どちらかというと苦手なタイプかなと思うが、逆にこちらがセットプレーで点を取れるぐらいにならないと。相手の映像を見ながら対策を立てていきたい」

ー大会までの1カ月、どう過ごすか。
「県大会に出ていた選手だけでは駄目。層を厚くしていかないと。プレミアリーグの優勝争いも絡んでいるので、いろいろな選手に経験をさせつつ、勝負にこだわっていかなければ」

ー(けがをしていた)神田奏真選手の状態は。
「明日(21日)から完全合流する。試合をやっていないので、試合出場はプレミアリーグの最終戦にベンチに入れるかどうかぐらい。チーム内の競争があるので、コンディション次第になる。神田をベンチに座らせておくのも一つの手。途中から使うのも、相手にとっては嫌なのでは」
シズサカ シズサカ

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