赤ちゃんの育児中、誰もが一度は経験する、出口のない「泣き声地獄」。そんな子育てパパ・ママの救世主として注目されているのが、赤ちゃんの泣き声の原因をAIが判定してくれるアプリ「あわベビ」です。
静岡県三島市では、2026年4月20日から、2歳までの子育て家庭を対象にこのアプリの有料版「あわベビプレミアム」を無料提供するのだとか。
【参考:どうして泣いているの?「赤ちゃんの泣き声」の原因を判定するAIアプリで子育てを応援 自治体がサービス無料提供へ=静岡・三島市】
筆者も「AIで育児がラクになるなら最高!」と期待に胸を膨らませて、実際にアプリを使ってみたのですが……。そこには、技術の限界と、意外な「心の救い」がありました。
期待しすぎた!? AIの判定に思わずツッコミ

さっそくアプリを起動して、生後六ヶ月のわが子の泣き声を約一週間ほど解析! ところが、出てくる結果は「不快感」「甘え」「疲れた」のオンパレード。
無料版でも、有料版の機能を使っても、なんだか似たような結果ばかり。
正直なところ、「いや、それはもう分かってるよ~!」と画面にツッコミを入れたくなってしまいました(笑)。アプリを操作する時間があるなら、赤ちゃんの顔を見て「お腹が空いたのかな?」と考える方がずっと早い……というのが、私の本音。
AIがすべてを解決してくれる魔法の杖、とまではいかないようです。いやそもそも、たとえ的確に解析できていたとしても、正解かどうかの判定は赤ちゃんにしかできないですしね……。
三島市の公費導入……正直、現場のパパ・ママはどう思う?
そんな中、三島市がこのアプリの有料版を公費で配るというニュースがありました。もちろん、AI技術はこれからどんどん進化していくのでしょう。「もっと他に、直接的な助けになる支援があるのでは?」なんて声も聞こえてきそうですが、実はこのアプリ、解析以外に「隠れた魅力」があるんです!
一人じゃないと思える「つながり」の温かさ

私が一番「いいな」と感じたのは、アプリ内で他のユーザーと情報をシェアできる機能です!
「泣いた理由」に対して「対処法」を記録する機能があり、効いた対処法を記録し、他のユーザーと共有することができるんです。「おむつを替える」「抱っこする」などの成功例をシェアできるほか、「どれもきかなかった」という選択肢もあり、どのような努力をしたか、そのとき赤ちゃんはどんな気持ちだったかと思うか…という対処法の記録をすることができます。
孤独になりがちな深夜の育児中、「あぁ、今この瞬間、同じように頑張っている仲間がいるんだ」と感じられること。これこそが、産後うつを防ぐ大きな一歩になるのではないでしょうか。
さらに、アプリの画面がとにかく可愛い! 子供に画面を見せると、そのキャラクターの可愛さにピタッと泣き止むという癒やし効果もありました(笑)。
完璧じゃないけれど、育児の「お守り」に

「泣き声解析」としては、正直まだ「あと一歩!」という印象です。
でも、親の孤独を癒やし、自分以外の視点を与えてくれる「育児の伴走者」としては、とっても素敵なツールだと思います。
「あわベビ」有料版はお値段が張りますが、無料版でも利用者の情報を入力したり、毎日対処法の記録をつけたりなど、アプリ内でポイントを貯めれば、有料版と同じ機能が使えるようになります。
赤ちゃんの泣き声に悩んでいる皆さん!完璧な答えを求めるのではなく、「ちょっと誰かに話を聞いてほしいな」くらいの軽い気持ちで、ぜひ一度ダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
きっと、スマホの中に小さな味方が増えたような、温かい気持ちになれるはずですよ。
文:とみ










































































