長崎戦でJ2得点王マテウスジェズス選手と対峙し“仕事をさせなかった”磐田のMF金子大毅選手がコメント

ジュビロ磐田は11月2日、V・ファーレン長崎を1-0で下し、J1昇格プレーオフ圏内の6位まで勝ち点差1の7位に浮上しました。長崎戦は3バック、3ボランチにシステムを変更。組織的な守備が光った中で、MF金子大毅選手が対峙(たいじ)したJ2得点王の長崎MFマテウスジェズス選手に仕事をさせませんでした。

金子大毅選手、一問一答


-マテウスジェズス選手を完璧に抑えた。
いや、そんなちゃんとボールは取れてないですけど、シュートをいい形で打たせなかったのは良かったです。

-安間監督からの指示は。
左(ボランチ)で、マテウスジェズスが右だったので、そこはケアしながらプレスかけたいっていうのは言われたし、でもそこを意識しすぎて低くなるのも嫌だったので、ヤン(ファンデンベルフ選手)が来られそうなときは自分のスイッチ入れるように形はとりたいなと思っていました。

-監督はボランチ3人のスライドが勝因だったと振り返った。
もうそこの運動量はすごい大事っていうのは練習からずっと言われてきたし、あそこで相手の3バックのところに行けないと、この前の愛媛みたいにズルズル下がってしまうと思ったので。できるだけ出せるときは出そうっていう。もちろん駿くん(中村選手)とか力也くん(上原選手)がついてきてくれるこそ出せる部分はあったし。そこは交代で途中から来た昂志郎(角選手)含めて、いいタイミングで出れたかなと思います。

-攻撃力のある長崎を0で抑えきったことについて。
最後まで集中力を持ってやっていたと思うし、その中で愛媛戦は内容的にはあまり良くなかったですけどでも、しっかり最後で体を張り切ればやっぱり失点少ないってことは、最後永嗣さん(川島選手)含めて、永嗣さんと協力してやれば失点は防げるっていうのも体験できていると思うので、内容が悪い試合は必ず来ると思うんですけど、そういった中でしっかり最後全員で協力しながら失点しないということはすごい大事かなと思います。

-体力的にはどうだったか。
あれだけやっていたら最後は気持ちの部分だと思うし、僕のプレースタイル的に守備に悪影響を及ぼすような感じだといい選手にはなれないと思うので、そういった意味では、もし自分が切れたとしてもいい交代選手がいるので、そこは監督が判断すると思うので、前半から気にせずやっていこうと思っていました。

-ヤンファンデンベルフ選手との連係も良かった。
マテウスジェズスが落ちているときは僕が見ていたし、ヤンがいけるタイミングでは後ろから押し出してくれてたので、そこの関係性は后くん(松原選手)含めてすごい良かったと思うし、いろんなフォーメーションの相手があると思うんですけど、そこでしっかり練習から擦り合わせてやっていけばもっともっと良くなるなと思います。

-湘南ベルマーレ時代などでも緊張感のある試合を経験しているが、ここから大事なことは。
本当、今日バスが入るときからサポーターの熱量がすごかったし、ここからあと3試合は本当に大事になってくると思うので、その緊張感っていうのを楽しみながらしっかりやっていきたいなと思います。
シズサカ シズサカ

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