サッカーを通じ経験積む!CPサッカー 11月16日「CP交流戦はごろもフーズカップ」開催
脳性まひ者による7人制サッカーは「CPサッカー」と呼ばれ、チームの人数とコートの広さ以外は健常者のサッカーとルールは同じです。両足にまひのある児玉誠弥さん(30、県職員/上写真右)は中学3年からCPサッカーを始め、現在は「AQエスフォルソ静岡三保」に所属しています。日本代表に選出された経験を持つ実力の持ち主です。高校・大学時代は静岡県内にチームがなく、電車で岐阜へ行ってCPサッカーのチームに所属しました。また、高校・大学へも電車やバスを使って通学しました。そうした経験を通して、児玉さんは生活する力を身につける重要性を痛感しています。電車やバスの乗り継ぎ、駅やホテルでの緊急時の対処、トイレに行くタイミングの判断といった経験がないと、「大会に出場する際の移動や宿泊先の選択、利用などにおいて障壁になってしまうから」と話します。
CPサッカーはもちろん、空手に取り組むほか、アンプティサッカーの選手と一緒に練習し、サッカーの技術向上にも生かしています。自らの経験や感じたことをブログなどで発信し、「脳性まひの方が自分のやりたいことができるようにしていくこと」を目指しています。
向上心持ち、コツコツ練習!11月30日「IDサッカー女子テクノアソシエカップ」開催
山下七海さん(22/上写真右)はIDサッカー(知的障がい者によるサッカー)を始めて約3年とまだ競技歴は浅いですが、今年6月実施のエキシビジョンマッチで日本代表に選ばれるなどの代表経験があります。「勝たなければならない、と日本代表の重みを感じました」と重圧を感じながらも、ひたむきなプレーを披露しました。静岡ボニータIDSCに所属し、働きながら月2〜3回のチーム練習などに励んでいます。
短い期間で代表入りした理由を、静岡県のIDサッカー女子監督を務める石原貴寛さん(34)は、「練習後に自分のプレーの改善点を聞いてくるなど、うまくなりたいという気持ちが強い」と語ります。山下さんも「仲間と協力してプレーできるところが面白く、自分のパスや走りがゴールにつながり、仲間と一緒に喜べるのもうれしい」と話します。
それだけでなく、「日本代表に定着することを目指しています。それには練習に休まず参加し、試合で走りきれるよう体力不足も克服しないといけない」と自主的に筋トレやジョギングなどをしています。就職と同時にサッカーを辞める選手が多い中、目標を持って日々のトレーニングにコツコツと取り組んでいます。
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■IAIパラスポーツパーク
住所:静岡市清水区庵原町1210
電話:054-368-5750 FAX:054-209-2888(月土日祝除く9:00〜18:00)
駐車場、多目的トイレ、更衣室あり
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