
アイマスクをして全力プレー!10月5日「ブラインドフットボールSSSカップ」開催
蹴ると音が出るボールをアイマスクをした選手が追いかける。ブラインドフットボールは4人の全盲のプレーヤーが、晴眼者であるGKや監督、ガイドから声で指示を受けてプレーします。中村昌之さん(38、富士市)は競技歴20年のベテランで、FCコレチーボ静岡のキャプテンを務めています。中村さんは中学3年のときに網膜色素変性症と診断されました。高校卒業後、ブラインドフットボールの体験会に参加したのをきっかけに、関東のチームに所属しました。「小学校のとき、暗い時間の練習ではボールを追えずに諦めたサッカーに再び取り組めるようになりました。当初は見えない中でのプレーに恐怖心がありましたが、徐々に怖くなくなり、コートを自由に全力で走り回るのが楽しく、シュートが決まった瞬間もうれしい」と魅力を語ります。
競技の面白さを知ってもらいたいと県内小学校での体験会などに参加しています。「病気や競技の話をするだけでなく、目が見えにくかったり、体の一部を失ったり、障がいがあるといってもいろいろな方がいます。困っている人がいたら『何か手伝いましょうか』などと勇気を出して声をかけてもらえたらうれしい」と、目指す共生社会に向けて活動を続けています。
年齢性別、障がいの有無も不問!10月13日「ウォーキングフットボール」体験会

歩くサッカーと呼ばれる「ウォーキングフットボール」が10月13日にIAIパラスポーツパークで行われます。走ったり、スライディングをしたり、相手ボールを奪うのは反則という独特のルールなどもあり、生涯スポーツとして注目されています。年齢、性別、障がいも不問で、誰もが楽しむのが目標。コーディネーターの資格を持つ今泉幸広さん(56)は「必ず笑いが起こるんです。楽しみながらスポーツを」と参加や観戦を呼びかけました。
障がい者と健常者の架け橋に!「ミニロボUD」が多目的エリアでいつでも体験できる

特別支援学校からの要望を受けて開発された「ミニロボUD」は、通常のミニロボより動きがゆっくりで、コントローラーを片手で操作できるという特徴があります。開発の際、特別支援学校の生徒に試してもらい、意見を出してもらって適切なスピード感や操作のしやすさを調整しました。開発担当者は「障がいのある方も、ない方もプレーできるので、両者の架け橋になれば」と期待しています。IAIパラスポーツパークなどで体験できます。
パラスポ体験スタンプラリーに参加してTシャツをもらおう!
アイパラの各大会ではパラスポーツ体験も実施中!体験してスタンプを集めてオリジナルTシャツをもらおう。家族や友達と一緒に気軽に足を運んでみよう。<DATA>
■IAIパラスポーツパーク
住所:静岡市清水区庵原町1210
電話:054-368-5750 FAX:054-209-2888(月土日祝除く9:00〜18:00)
駐車場、多目的トイレ、更衣室あり
大会やイベントの詳細はHPへ
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特定非営利活動法人静岡 FID サッカー連盟は、IAI パラスポーツの管理運営を担っており、本パークの活動を支える寄付金を募集しております。