清水エスパルスの35歳DF吉田豊、ほぼフル出場で無失点に貢献!アルビレックス新潟戦を振り返る

清水エスパルスの35歳のベテランDF吉田豊選手はアルビレックス新潟戦で98分までプレーしました。ほぼフル出場で無失点の守備を支えました。「いやー疲れました」と苦笑いしつつ、「守り切るところはできた。あとはもう一回押し込めるようになれるかが課題」と冷静に振り返りました。
―試合を振り返って。
いやー疲れましたね。クリーンシートはよかった。でも押し込まれたところから、押し返すみたいなことはもう少しやりたかった。鹿島戦でもそうでしたけど、守り切れるとは思うが、そこからもう1回押し返すというところ。前の選手もずっと下がるのではなくて、そこで押し返していい攻撃につなげられるようなチャンスはあった。そこは課題かなと思う。クリアもしっかりつなぐところから、攻撃にうまく繋げられるところももっとあった。修正点はたくさんあったが、0で抑えたことはすごいよかった。

―アディショナルタイムが12分あった。
知らなかった。左サイドにいたから見えなくて。主審と話していたけど「吉田君交代」って言われて。こっち側の副審に聞いたけど、教えてくれなかった。ベンチに下がってからも3、4分ぐらいあったので、どうにか守ってくれと思っていた。監督はミーティングで試合前に粘り強くっていうことを言っていた。本当は追加点を取れて、余裕を持ってゲームを運べたら1番ベスト。でも相手もプロでなかなか難しい。

―チームとしては勝ち点、順位を考えても大きな勝利。
次もアウェーでその次が中2日でっていう感じで来る。そういった部分ではまず1勝できたことは良かった。残りもう1桁台、9、8、7試合とどんどん減ってく。この勝ち点3は本当に良かった。

―試合の締め方の部分については。
これでは締まりきらない。だからやっぱ追加点を取んなきゃいけない。そこはマスト。取らせないというのも1番だけど、やっぱ取りに行くっていうのは絶対持っておかないといけない。

―次節は首位京都。
イレギュラーで1点取られてしまうことを想定しながら、2点、3点取るっていうことを考えていかないといけない。今日みたいなゲーム運びだと難しい。攻撃陣はパワフル。押し込まれる時間帯もあると思う。跳ね返すぐらい、しっかり守備陣が前に押し返してあげるようなことができれば、もっといいゲームができる。
シズサカ シズサカ

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