清水エスパルス、アルビレックス新潟に1-0で勝利!秋葉監督「肉体的にも精神的にもタフに戦ってくれた」と選手をたたえる。

清水エスパルスはアルビレックス新潟を1-0で下し、残り9試合で降格圏との勝ち点差を11に広げました。アディショナルタイムが12分と長い中でも最後までゴールを割らせず、秋葉忠宏監督は「肉体的にも精神的にもタフに戦ってくれた」と選手をたたえました。1999~1004年まで選手としてプレーした新潟に対し、「OBとして、何とか残留することを心より願っている」とエールを送りました。

―総括を。
 新潟はやはり多くの報道陣の方に来ていただいて、静岡もそうですけど、フットボールがどんどん根付きつつある地だなと思える。OBとしては非常に嬉しく思う。ゲームは苦しかった。緊張感があった。ゴールが取り消されたり、アディショナルタイムが12分以上あったり、メンタル的にへこたれそうなところがあった。厳しい中でも選手たちは肉体的にも精神的にも非常にタフに戦ってくれた。11人だけではなくて、交代選手含めた16人、もっと言えばベンチで悔しい思いをしながらもしっかりとチームのためにやるべきことをやってくれたそういう選手、スタッフのおかげ。あとは1点ではやっぱり面白くない。クリーンシートで終えながらも3点、4点、5点取れるような崩しがもっともっと見せられるチームになっていきたいと改めて思った。あとは、OBとしてなんとか新潟さんが残留することを心より願ってます。

―クリーンシートで終えた守備面の評価を。
もっとやっぱりはめに行きたい。特に前半。後半だいぶ修正したり持ち直したり、自分たちでゲームコントロールしたが、やはり前半もっともっと前からはめに行きたい。我々らしくこうアグレッシブに、攻守において意図的にボールを奪う、動かすところをもっともっとやりたい。そこは1つ大きな課題として残った。ゴール前での粘り強さ、最後体を張る、ゴールキーパーを含めた最後とかやらせないという守備力、ゴールに鍵をかけるというところはずっと素晴らしい。これを持ちつつ、いかにこう前からもっとプレッシングできるかっていうのはまだ課題として残ってる。

―決勝点の高橋利樹選手の評価を。
利樹らしさが詰まったゴールだった。泥臭さと嗅覚。あそこに飛び込む勇気みたいなもの含めて素晴らしい。もっと点を取るチャンスはある。しっかりとゴールをたくさん決めてほしい。ただ、それも含めた上であれだけのハードワークできる選手。そこをやめることなく、攻守において素晴らしい選手であり続けてほしい。守備力を持ちながら、ゴールを1点と言わずに、毎試合2点、3点取れる選手になってほしい。
シズサカ シズサカ

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