【ペア招待券プレゼント】静岡・浜松で9月に開催!富士山静岡交響楽団の第133回定期演奏会。見どころ、聴きどころを紹介します

高関健が導く、シューベルトの世界に注目

静岡市を拠点に活動する静響(しずきょう)こと富士山静岡交響楽団から、9月に開催される第133回定期演奏会の魅力を教えてもらいました。アットエス読者をご招待する招待券プレゼントもあります!記事を最後まで読んで、どしどしご応募ください!

富士山静岡交響楽団(静響)の第133回定期演奏会が、9月13日に清水マリナート、14日にアクトシティ浜松で開催されます。

指揮は、緻密なスコア分析とスケールの大きな音楽づくりで国内外から信頼を集める高関健。2018年より8年間、静響と強い信頼関係を築きながら、東京公演の成功など着実に実績を重ねてきました。

昨年のオール・ベートーヴェン・プログラムでは、演奏内容が高く評価され、収録されたCDはJAL国際 線機内オーディオにも採用。円熟のタクトと静響の熱意が響き合う、手応えある演奏会となりました。

今回取り上げるのは、作曲家シューベルトの2つの交響曲。ハ短調の第4番《悲劇的》は、若き日の内面に潜む激情と葛藤が描かれた作品。対するハ長調の第8番《ザ・グレート》は、構築美と推進力にあふ れた晩年の傑作です。

陰と陽──シューベルトの“ふたつの交響曲”を聴き比べる、ドラマティックな定期演奏会。名匠・高関健と静響が挑むこの意欲的なプログラムに、今、注目が集まっています。

名匠・高関健と挑む、重厚な2曲のシューベルト

第4番《悲劇的》は、シューベルトが19歳で書き上げた若き日の内面の衝動が刻まれた作品。ベートーヴェンの影響を感じさせながらも、そこには自身の感性と美意識が確かに息づいています。

一方、第8番《ザ・グレート》は、晩年の成熟した作曲家が到達したスケールと緻密さを兼ね備えた大作。演奏の難易度も高く、オーケストラの実力が問われ、生演奏で聴ける機会は限られています。

若き天才の情熱を映す「ジュノーム」

この2曲を並べるのは、単なるプログラム以上の意味を持ちます。第4番が内なる葛藤と希望を描く“陰”なら、第8番は解放と到達点を思わせる“陽”。

作曲家の人生そのものを追体験するような対照性が、演奏会全体をドラマティックに彩ります。

神秘と劇的展開が交錯する「画家マティス」

「いわゆる“巨匠がやるプログラム”」と語る高関。近年、自身がシューベルトの交響曲全曲を振り終えたこともあり、あえてこの2曲に立ち返るのは、今の静響ならその本質に迫れるという確信があるからです。

高関のタクトのもと、静響がどこまで深く、広く、シューベルトの世界を描けるのか。注目のステージです。

“人間・シューベルト”にふれる贅沢なひととき

「魔王」や「未完成交響曲」で知られるシューベルトは、歌曲の名手であると同時に、交響曲にも深い表現力を備えた作曲家です。

ウィーンの街でひっそりと生き、若くして世を去った彼の音楽には、人間の儚さと希望が共存しています。その全貌を、名匠のタクトと静響の響きで味わえるのは、まさに一期一会の体験です。


静岡公演
公演日:2025年9月13日(土)
開 演:13時30分(開場は12時45分)
会 場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール

浜松公演
公演日:2025年9月14日(日)
開 演:13時30分(開場は12時45分)
会 場:アクトシティ浜松 中ホール

【出演】
指揮:高関健(首席指揮者)
管弦楽:富士山静岡交響楽団
※各日13:05~高関健によるプレトークを開催予定

【演目】
シューベルト/交響曲 第4番 ハ短調 D.417「悲劇的」
シューベルト/交響曲 第8番 ハ長調 D.944「ザ・グレート」

【チケット情報】
S席 5500円|A席 4500円|B席 3500円(学割あり)
前売券は9月11日(木)まで販売

詳細・予約はこちら>>>
(高関健氏からのメッセージ原文もあります)

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定期演奏会のペア招待券を静岡・浜松公演それぞれ10組20人にプレゼントします。希望者はアットエスの無料アプリ「@S+(アットエスプラス)」をダウンロードし、アットエスIDの会員登録をしてお申し込みください(締切8月31日23時59分)。

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