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2月8日、9日開催。富士山静岡交響楽団(静響)第129回定期演奏会は、定番から隠れた名曲まで民族色あふれる魅惑のプログラム!/静岡、浜松


みなさん、こんにちは!編集局紙面編集部兼デジタル編集部の遠藤竜哉です。本日は、静響こと富士山静岡交響楽団の「第129回定期演奏会」について紹介します。まず最初に概要です。

<静岡公演> 
公演日:2025年2月8日(土)
開 演:14時(開場は13時)
会 場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
 
<浜松公演>
公演日:2025年2月9日(日)
開 演:14時(開場は13時)
会 場:アクトシティ浜松 中ホール

【出演】
指 揮:高関 健
ピアノ:松田華音

【演目】
・ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」
・ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第4番
・シベリウス/交響曲第2番

ドヴォルザークのエッセンスが詰まった「謝肉祭」

1曲目はドヴォルザークの序曲「謝肉祭」です。
「どんな曲か」と問われれば、ドヴォルザークの作品中でも最もコンパクトに「ドヴォルザークらしさ」「ドヴォルザークの魅力」を体感できる名曲であると、私は答えます。

ドヴォルザークといえば、新世界交響曲やチェロ協奏曲など、祖国チェコのスピリットみなぎる名曲が多くあります。どれも魅力的な旋律に溢れて聴きやすいですが、それでも演奏時間は40〜50分。最初はそれなりに聴き込まないといけません。

一方の「謝肉祭」ですが、10分程度の曲にドヴォルザークの魅力的なエッセンスがぎゅっと詰まった感じ。分かりやすい曲なので、すっと心に入ってくるはずです。

滅多に聴けないラフマニノフ「ピアノ協奏曲第4番」

次のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第4番」。
たぶん、クラシック音楽にくわしい方でも滅多に演奏を聞く機会はないと思います。

第1番から第4番まであるラフマニノフの協奏曲ですが、第2番と第3番の演奏頻度が突出して高く、ちょっと他の2曲がかわいそうなぐらい。。。

今回、全集録音で第4番を聞いてみましたが、どこをどう取っても魅力的なラフマニノフそのもの。全体をもう少し聴き込んで理解を深めなくては!と思っているところですが、いくらCD録音を聴いても分からなかった曲の良さが、実際の演奏に触れることで「分かった!」というケースは少なくないので、今回の演奏会をとても楽しみにしています。

心に訴えかけるシベリウスの「交響曲第2番」

そして、メインのシベリウス。
シベリウスの交響曲といえば、静響は2022年に尾高忠明さんの指揮で第1番を演奏し、静響史上屈指の名演となりました。あまりにも有名な曲なので、あえて曲目解説のようなことは省きたいと思いますが、不思議なほど日本人の心に訴えかける曲です。

シベリウスの初期の交響曲は、大編成オーケストラを豪快に鳴らす演奏も少なくありませんが、高関マエストロ率いる静響はきっと、精緻で透明感あふれる演奏を聞かせてくれるのではないでしょうか。すでに曲をよくご存知の方々にも大注目の演奏会です。

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