【ペア招待券プレゼント】下野竜也×小林海都が導く、劇的で華やかな“音楽の冒険” 静響定期演奏会
静岡市を拠点に活動する静響(しずきょう)こと富士山静岡交響楽団から、7月に開催される第132回定期演奏会の案内が届きました。アットエス読者をご招待する招待券プレゼントもあります!見どころ、聴きどころについて同楽団スタッフが紹介する記事を最後まで読んで、どしどしご応募ください。
富士山静岡交響楽団(静響)の第132回定期演奏会が、7月26日に清水マリナート、27日に三島市民文化会館で開催されます。
指揮は、NHK交響楽団正指揮者で、国内外で活躍する下野竜也。現在放送中の大河ドラマ「べらぼう」のテーマ曲の指揮でも注目を集めています。ソリストには、2021年リーズ国際ピアノコンクールで日本人歴代最高位となる第2位、昨年の浜松国際ピアノコンクールで第3位に輝いた、世界が注目する若手ピアニスト・小林海都を迎えます。
ドラマティックな作品が並ぶ今回の公演は、古典と近代が交差するスリリングな音楽の旅。聴きどころをご紹介します。
物語性に満ちたベートーヴェンの序曲
冒頭と中盤には、ベートーヴェンが劇付随音楽として手掛けた「シュテファン王」と「アテネの廃墟」の2つの序曲が演奏されます。どちらも短い中に強い劇性と緊張感を宿す名作で、音楽による物語のはじまりを予感させます。調性の流れにも意識が向けられており、全体の構成の一部としても聴きどころです。若き天才の情熱を映す「ジュノーム」
小林海都が演奏するのは、モーツァルトが20歳で作曲したピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」。華やかさと大胆な構成、そしてオーケストラとの対話の妙が光る作品です。昨年の浜松国際ピアノコンクールで第3位に入賞した実力派の小林が、若きモーツァルトの革新性をどのように響かせるかに注目です。神秘と劇的展開が交錯する「画家マティス」
後半のメインを飾るのは、ヒンデミットの交響曲「画家マティス」。ドイツの宗教画家マティアス・グリューネヴァルトの絵画をモチーフに、3楽章構成で描かれる壮大な音楽絵巻です。神秘的な静けさと、力強く劇的な展開が交錯し、20世紀の名作として知られます。指揮者・下野竜也の音楽的冒険
今回のプログラムは、指揮者・下野竜也の提案によるもの。「自分の好きな作曲家であるヒンデミットをぜひ紹介したかった」と語り、「ジュノーム」ではピアニスト・小林海都の音楽性に期待を寄せています。 古典派から20世紀音楽へとつながる“音楽の冒険”に、静響とともに挑みます。
<静岡公演>
公演日:2025年7月26日(土)
開 演:13時30分(開場は12時45分)
会 場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
<三島公演>
公演日:2025年7月27日(日)
開 演:13時30分(開場は12時45分)
会 場:三島市民文化会館 大ホール
【出演】
指揮:下野竜也
ピアノ:小林海都(2024年 第12回浜松国際ピアノコンクール 第3位)
管弦楽:富士山静岡交響楽団
【演目】
ベートーヴェン/劇付随音楽「シュテファン王」序曲 op.117
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271 「ジュノーム」
ベートーヴェン/劇付随音楽「アテネの廃墟」序曲
ヒンデミット/交響曲「画家マティス」
【チケット情報】
S席 5500円|A席 4500円|B席 3500円(学割あり)
前売券は7月24日(木)まで販売
■詳細・予約はこちら>>
(下野・小林両氏からのメッセージ原文もあります)
静岡・三島各公演のペア招待券をアットエスID会員にプレゼント
定期演奏会のペア招待券を静岡・三島公演それぞれ10組20人にプレゼントします。希望者はアットエスの無料アプリ「@S+(アットエスプラス)」をダウンロードし、アットエスIDの会員登録をしてお申し込みください(締切7月13日23時59分)。既に会員の方はアプリの「プレゼント」ボタンから応募できます。「@S+」はSBSの最新ニュースや、静岡新聞の紙面で紹介しきれない取材こぼれ話、SBSテレビやラジオの番組書き起こしコンテンツのほか、話題のイベントやグルメ、クーポン、プレゼント情報などを揃えています。
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