明治安田Jリーグ静岡県勢4チームの開幕戦 J1清水エスパルスは宿敵東京ヴェルディと因縁の地で激突 歓喜の勝ちロコ響く

遂に開幕した明治安田Jリーグ。J1清水エスパルスは2月16日、2023年のJ1昇格を阻んだ宿敵・東京ヴェルディと対戦。国立には約2万人のオレンジサポーターが駆けつけました。

<スポーツ担当 村田哲久ディレクター>
「2年前のプレーオフ決勝と同じここ国立で同じ相手にリベンジを果たせるか、秋葉清水の真価が問われます」

<サポーター>
「1点取って守り切って勝ちたいっていう思いで応援しています」
Q. 国立ではなかなか勝てていないと思いますが?
「そうなんですよ」
「散々来ました、散々来ました」
「ナビスコのときも負け、、きょうは勝ちます」
「エスパルス、頑張れー!」

サポーターの思いを背負って。キャプテン北川航也が輝きを見せました。均衡した展開の中迎えた前半40分でした。大卒2年目、右サイドバックにコンバートされた高木践から北川航也がゴールネットを揺らします。2年前の悲劇が、歓喜に変わった瞬間でした。

<清水エスパルス 北川航也選手>
「プレーオフの決勝の悔しさ、それは選手だけじゃなくて、サポーターも味わわせてしまった申し訳なさがあった」

エスパルスのブレイクナンバー23が先制点をもぎ取ります。その後、2024シーズンJ16位のヴェルディの猛攻を受けますが全員で食い止めます。そして雪辱を果たし、開幕戦で勝ち点3を手にしたエスパルス。国立には勝利の舞、勝ちロコが響き渡りました。

続いてはJ2。ハッチンソン新監督率いるジュビロ磐田は1年でのJ1復帰を誓います。2月15日、ホーム水戸と対戦しました。

ポゼッションサッカーを掲げるジュビロは後半8分、新戦力・佐藤凌我から右ウイングのジョルディクルークスへ。最後は新戦力・左ウイングの倍井謙!自慢の両ワイドが躍動し、先制点を奪います。さらに23分、ペイショットがPKを決めて2点目。32分にはセットプレーから、最後は渡邉りょうが合わせ3点目。攻撃陣が結果を残します。終盤2失点したものの勝ち切りました。

一方、藤枝MYFCはホームで徳島に0-2で敗れ、開幕戦を勝利で飾ることができませんでした。

最後はJ3、アスルクラロ沼津です。悲願のJ2昇格を狙うアスルは15日、ホームで鳥取と対戦。前半、柳町のPKで幸先良く先制点します。後半になっても流れはアスル、9分、ルーキー藤井建悟が右足を振り抜き2点目!

ダメ押しはその4分後でした。華麗なパスワークから森夢真が抜け出しシュート!
2年連続で開幕戦を制したアスル、昇格に向けこの上ないスタートとなりました。

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