埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故を受け、浜松市が2月3日から行った下水道管の緊急点検について、市は10日、異常は見られなかったと発表しました。
この緊急点検は、浜松市が3日から7日までの5日間で、市内約3600キロメートルの下水道管のうち、規模の大きい下水道管約73キロメートル・マンホール56カ所について独自に行ったものです。
点検方法は、市の職員が車上から目視で路面のたるみや段差・陥没の有無を確認したほか、マンホールの内部について、地上から目視でコンクリートの劣化やズレの有無を確認したもので、いずれについても緊急の対応が必要な箇所は確認されなかったということです。
一般的な下水道管の耐用年数は50年とされているなか、市は全体の5%がその期限を超えています。
市によりますと、下水道管が原因とみられる道路の陥没は近年、浜松市内でも月1回のペースで報告されているということです。
市は今後も定期的な点検を行っていくとしています。

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