「交通死者数が昨年を大きく上回っている」年末の交通安全県民運動に向けて静岡県警が出発式 『ランニングパトロール』も活動強化

12月14日から始まる「年末の交通安全県民運動」の出発式が行われました。静岡県内では交通事故による死者が増えていて、静岡県警は注意を呼び掛けています。

「年末の交通安全県民運動」では、子どもや高齢者の交通事故防止、自転車の安全な利用などを呼びかけます。2024年に県内で起きた交通事故の件数は2023年よりも減っていますが、死亡者数は2023年よりも大きく増えています。

県警は今回、歩行者の安全確保や夕暮れ時と夜間の交通事故防止などを重点的に呼びかけます。

<静岡県警 津田隆好本部長>
「きょう現在で交通死者数が77人で昨年を大きく上回っています。ドライバーには安全運転に努めていただきたい」

走りながら地域の見守り活動を行う「ランニングパトロール」のメンバーも特別警戒に合わせて活動を強化しました。

12月13日は、警察官2人と7人のランナーが集まり、オリジナルのTシャツやビブスを着て安全パトロールに出発。静岡市内の安全を呼びかけました。
 

事故件数(12月12日現在)
2024年:1万6443件、2023年:1万7542件(1099減)
事故の死者数(同期間)
2024年:77人、2023年:63人

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