激戦終え決意新た 小選挙区当選者「気持ち引き締めて」 比例復活当選者「信頼いただけるよう」【衆議院議員総選挙2024】

自公が過半数割れとなった衆議院議員選挙で、静岡県内8つの小選挙区では4選挙区で野党が議席を獲得しました。

県内の小選挙区では、自民党が静岡1区、2区、5区、7区で議席を獲得し、立憲民主党が3区、6区、8区で、国民民主党が4区で議席を獲得しました。野党は前回選から2議席増やしています。

与野党の前職同士の一騎打ちとなった静岡4区では、国民民主党の田中健さんが小選挙区で初めて勝利しました。
<静岡4区>
【当選】田中健(国民前)82,448票
【比例】深沢陽一(自民前)79,801票

28日午前7時、田中さんはJR清水駅前で有権者に感謝を伝えました。ほとんど寝ていないといいますが、それも嬉しい悲鳴です。

<国民民主党・田中健氏>
「小選挙区で勝つんだと、皆さんと一致団結して心一つにやってきましたので、大変その結果をうれしく思っていますが、地元地域代表ということで、ますます気持ちを新たに引き締めて頑張っていこうと思っています」

一方、小選挙区で敗れ比例復活した自民党の深沢陽一さんも午前6時半過ぎ、JR清水駅前で街頭に立ちました。

<自民党・深沢陽一氏>
「自分の力不足、活動不足を反省しているところです。もう一度皆さんから信頼いただけるように頑張っていきたいと思います」

静岡2区では立憲民主党の新人、鈴木岳幸さんが比例復活し、初当選しました。
<静岡2区>
【当選】井林辰憲(自民前)113,419票
【比例】鈴木岳幸(立憲新)70,131票
    提坂大介(参政新)22,486票

静岡6区では自民党の勝俣孝明さんが比例復活しました。
<静岡6区>
【当選】渡辺周(立憲前)104,222票
【比例】勝俣孝明(自民前)100,088票
    冨谷皐介(れ新新)21,003票

また、比例東海ブロックで公明党の西園勝秀さんが初当選しました。

県内の小選挙区の投票率は55.59%で、前回選を0.78ポイント上回りました。

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