「不便かけたが混乱はなかった」東海道新幹線お盆の利用客7%増 南海トラフ“臨時情報”で減速に台風7号で計画運休も

南海トラフ地震臨時情報や台風7号は、お盆休みの交通機関にも影響しました。ただ、東海道新幹線の利用者数は2023年と比べてわずかに増えたことが分かりました。

<JR東海担当者>
「(南海トラフ地震臨時情報で)遅れとしては10分程度出て、お客様にはご不便をおかけしたが大きな混乱はなかった」

JR東海によりますと8月9日から18日までの10日間で、東海道新幹線の利用者数は2023年の同じ時期に比べて、7%増えたことが分かりました。

南海トラフ地震臨時情報を受けて、三島駅(静岡県三島市)~三河安城駅(愛知県安城市)間で速度を落として運転しましたが、目立ったキャンセルは見られず、台風の影響が大きかった2023年よりも利用が増えた形です。

2024年も台風7号が接近し、8月16日には計画運休がありましたが、事前に発表したことで利用者は前後の日に分散したということです。静岡駅での自由席乗車率のピークは、10日の下りで160%、15日の上りで150%でした。

一方、静岡県内を走る特急「ふじかわ」号は、地震と台風の影響を受け、運休が相次ぎ、2023年と比べ25%の利用者数にとどまりました。
 

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