静岡市は認可保育施設の待機児童が7年ぶりに発生したと公表しました。原因は申込者数の増加に伴う深刻な保育士不足です。
静岡市によりますと、2024年4月1日時点の認可保育施設の利用ができなかった児童数が、前年度と比べて70人増加の258人となり、そのうち8人は待機児童だと公表しました。
静岡市は、保育所の定員拡大などの対策を講じ待機児童ゼロを続けていましたが、2018年以来、7年ぶりに待機児童が発生したことになります。
市は原因について、共働きの増加などに伴い低年齢児の申込みも増え、結果的に保育士が不足しているとしています。
市は今後、職員の採用や業務負担の軽減などの対策を実施し、人材確保に取り組んでいくとしています。

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