東海道五十三次の宿場町として知られている丸子。東海道を旅する人たちに精をつけてもらう為、丸子ではとろろ汁が有名になったそう。現在、この丸子エリアでは5軒のとろろ屋さんがあると言われており、そのうちの1軒が、今回紹介する満里古茶屋です。
青い空と緑に囲まれた満里古茶屋

静岡市駿河区丸子、静清バイパス丸子ICの高架下をくぐり、駿府匠宿の脇を抜けてしばらく行くと右側に見えてくるのが満里古茶屋。周りは山々に囲まれていて自然が豊か。お休みの日にのんびりと訪れたいお店です。
囲炉裏があって趣のある店内

店内に入ると囲炉裏を囲むように席があり、窓の外には緑が生い茂る癒し空間。囲炉裏の席の他にもテーブル席があるので、家族連れでもOKです!

名物のとろろは定食か蕎麦と一緒に味わえます。一品メニューとして、アジフライや、静岡ならではの黒はんぺんフライもあります。
自然薯のとろろ定食

こちらが麦とろ定食。しっかりと粘り気のあるとろろ汁にご飯は麦めし。煮物が入った小鉢とフルーツ、薬味と香の物が付いてます。

とろろ汁は味噌で味付けされているので、そのまま麦めしにかけて、薬味のネギをはらりとかけて一気にかきこみます!粘り気がしっかりあってうまい!食べていると自然と元気が出てくる美味しさ!

切り干し大根の煮物とふきの佃煮も、良い味付けでした。名脇役!麦めしをおかわりして、お腹がはちきれそうになる程、満腹になりました!大満足のとろろ定食でした!最高!
お蕎麦好きには冷たいとろろ蕎麦がオススメ

とろろが楽しめるメニューをもう一つご紹介します。とろろ汁に冷たいお蕎麦をつけて食べる、とろろざるそば。美味しい食べ方を、お世話好きな店員さんが教えてくれました。とろろ汁は出汁でのばしてあるので、そこにそばつゆを好みの量いれてよく混ぜます。その後、薬味のネギを入れたら、蕎麦をくぐらせて頂きます!

蕎麦がとろろをしっかりとまとっていて、とろろの味わいと喉越しも最高です!暑い夏に冷たい蕎麦ととろろ汁で、元気になりますよ!美味しいとろろ汁を味わいに、ぜひ丸子の満里古茶屋へお出かけくださいね!
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■満里古茶屋
住所:静岡市駿河区丸子3320-7
営業時間:11:00〜16:00(LO 15:30)
定休日:月曜、火曜(振休あり)