（恐らく）県内で収録した波の音で幕を開ける新作は札幌市が拠点のTHA BLUE HERBとの共作。リリックで吐露する焦燥、ジェラシー、「俺だったら…」のやるせない感情を、全てひっくり返す快挙だ。小賢しい修辞や意味のない倒置法が一切なく、言葉の意味がダイレクトに伝わる話法が美点。ラップというよりアジテーションに聞こえる瞬間もあり、改めて唯一無二の存在だと認識。吉田町の市外局番を冠した16曲目が秀逸。（は） 
静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、2024年4月下旬から全国流通している吉田町出身のラッパーKMCさんの4枚目のアルバム「I'M A FISHERMAN'S SON... POINT OF NO RETURN」。
（恐らく）県内で収録した波の音で幕を開ける新作は札幌市が拠点のTHA BLUE HERBとの共作。リリックで吐露する焦燥、ジェラシー、「俺だったら…」のやるせない感情を、全てひっくり返す快挙だ。小賢しい修辞や意味のない倒置法が一切なく、言葉の意味がダイレクトに伝わる話法が美点。ラップというよりアジテーションに聞こえる瞬間もあり、改めて唯一無二の存在だと認識。吉田町の市外局番を冠した16曲目が秀逸。（は）
（恐らく）県内で収録した波の音で幕を開ける新作は札幌市が拠点のTHA BLUE HERBとの共作。リリックで吐露する焦燥、ジェラシー、「俺だったら…」のやるせない感情を、全てひっくり返す快挙だ。小賢しい修辞や意味のない倒置法が一切なく、言葉の意味がダイレクトに伝わる話法が美点。ラップというよりアジテーションに聞こえる瞬間もあり、改めて唯一無二の存在だと認識。吉田町の市外局番を冠した16曲目が秀逸。（は） 
静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X（旧Twitter）で。
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