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静岡新聞教育文化部

【tha BOSSの最新アルバム「IN THE NAME OF HIPHOP Ⅱ」】 「頂」への特別な思い

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、札幌市を拠点に活動を続けるヒップホップグループ「THA BLUE HERB」のラッパーILL-BOSSTINOがtha BOSS名義で4月にリリースした「IN THE NAME OF HIPHOP Ⅱ」。

(THA BLUE  HERB RECORDINGS、2023年)

MCバトル華やかなりし今、求道者のようにヒップホップの核心と確信を探し求めるtha BOSSが放つ、全15曲。1971年生まれの北海道民としての過去現在未来を、耳に届く話法と発語でラップする姿は本作でも全く変わりがない。7曲目「MUSIC IS THE ANSWER」では、静岡が世界に誇る野外フェス「頂」をフジロック、エアジャム、ライジングサンと並列的にリリックに織り込んでいる。2013、2017、2022年に出演。私たちの大事なフェスが、彼にとっても特別だったことがうれしい。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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