
(写真左から)関根大輝、鈴木海音
関根は自慢の高さで先制点演出
187センチの関根選手は後半3分のCKに頭で競り勝ち、先制点を演出。大型SBとして相手のロングボールへの対応に加え、縦関係になった山田楓喜(東京V)と連係して右サイドを崩してCKを獲得するなど攻守で見せ場を作りました。
今季は1年前倒しで柏に加入。開幕から4試合連続フル出場してきたことで「以前よりプレーに余裕が出てきた」とレベルアップを実感しています。
五輪代表へ最後のアピールチャンスをものにし「この試合でどんなプレーができるかで(今後が)全く変わる。先制点の場面、守備とも自分の武器である高さを発揮できた」と手応えを口にしました。
鈴木、最終ラインで安定感もたらす
センターバックに入った鈴木選手は90分間を通じて最終ラインを押し上げ、安定感あるプレーを披露しました。前半19分には相手のスルーパスを冷静に処理。
マリ戦でミスが出たビルドアップでも「サイドバックではなく、サイドハーフに出すことで時間をつくれた場面があった」と変化を加えつつ、タイミング良く縦パスを入れて攻撃の起点になりました。
今季はリーグ戦の出場がないため、「90分間、緊張感ある中で出場できたことはすごくプラスになった。すぐに(磐田の)試合があり、最終予選もあるのでこれを続けていかなければ」と、ここからの巻き返しを期しました。