
【名もなき店 いとぐち】2024年1月オープン!人宿町の路地裏で見つけた、創作居酒屋
酒飲みには嬉しい、午後2時から営業しているという創作居酒屋を訪れてみました。

いぶりがっこが隠し味!クリーミーでスモーキーな「ぽてとさらだ」

雰囲気のある路地の奥にひっそりと佇んでいる「名もなき店 いとぐち」は、2024年1月にオープンした創作居酒屋です。

シックな店内で出迎えてくれたのは、優しい声と笑顔が素敵な店主の新貝さん。

この道32年のご主人が捌くお刺身は日本酒と合わせれば最高のマリアージュに。でも今回いただくのはお刺身ではないんです。

新貝さんが出してくれたのは、いぶりがっことカリカリのベーコンが入った「ぽてとさらだ」。上には半熟のうずらの卵がのっています。

秋さん:泣ける。ベーコンの塩味と胡椒がそそりますね。それと滑らかなじゃがいも!
門努さん:こんな半熟なうずらの卵は初めて。いぶりがっこもスモーキーでいい感じですね。

そんな新感覚な「ぽてとさらだ」に合う日本酒を新貝さんが提案してくれました。それが福井県産の「九頭龍 純米」。
秋さん:純米のフルーティーさ、そしてお米の旨みがスッと流れていく感じがたまらないです。

もちろんお願いすれば料理にベストマッチな日本酒を提案してくれますが、お客さん自身でもペアリングを見つけて楽しんでほしいという新貝さん。
つくねや手羽先などの焼き物も繊細な味わい

焼きもののおすすめメニューを聞いてみたところ、つくねと手羽先との答え。もちろん両方いただきます!つくねはシンプルな塩味で、隠し味に山椒が入っています。

「手羽先にんにく醤油焼」は、香ばしいにんにくと醤油とお肉のジューシーさが特徴。お酒に合うように作られているのがよくわかる味わいです。

新貝さんがおすすめする串焼きに合わせるお酒は、石川県の純米酒・旨醇「天狗舞」です。

秋さん:わぁ、力強い酸味のある芳醇な辛口。これだけ料理とお酒の種類があるから、何と何が合うか見つけるのが楽しそうですね。

人宿町にオープンして2か月。この街の印象は?
新貝さん:人が宿る、人情深い街ですよね。そんな風に寄り添っていきたいですね。
新貝さんの人柄で、みんなから愛されるお店になっていきそうです。
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■名もなき店 いとぐち ー緒ー
住所:静岡市葵区人宿町2-5-2 EZAKI SOZOSYA キネマ館1F
営業:14:00〜22:30(L.O.)日曜は12:00〜
休み:木曜日
※営業日情報はInstagram hirunomi_itoguchi 予約はDMor直接お店へ
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