静岡県内初のプロ野球チームで、今季からNPBファームリーグに参戦する「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の選手たちが2月28日、静岡市の久能山東照宮で必勝を祈願しました。

＜くふうハヤテ　福田秀平選手＞
「よし、一番乗り！」

静岡市駿河区の久能山東照宮。1159段の長い階段を上っているのは、くふうハヤテの選手たちです。

＜くふうハヤテ　池谷蒼大投手(静岡高卒)＞
「きつい」

普段から鍛えている選手たちも、さすがに息が切れていました。

くふうハヤテは、2024シーズンからプロ野球ウエスタンリーグに所属。静岡初のプロ野球チームとして期待がかかる中、3月から始まる公式戦を前に、天下人・徳川家康公が眠る久能山東照宮で必勝を祈願しました。

「育成、再生しながら勝つ」を掲げるくふうハヤテ。24日には初の対外試合を行い、静岡県内の社会人チーム相手に2対1で勝利しましたが、27日は社会人野球の強豪に6対15と完敗しました。

＜くふうハヤテ　赤堀元之監督＞
「戦いはこれからなので、練習の成果をしっかりと試合にぶつけられるような形を取っていきたいと思います」

＜くふうハヤテ　高橋駿主将＞
「いよいよ始まるなと身が引き締まる思いです。ウエスタンリーグでリーグ優勝、ファームリーグ日本一目指して頑張っていきますと伝えました」

くふうハヤテは28日でキャンプ打ち上げ。3月15日に開幕戦を迎え、本拠地のちゅ～るスタジアム清水でオリックスバファローズを迎え撃ちます。