
昨年10月に急逝した書家柿下木冠さん(1940~2023年)の追悼展。2022年の「近作小品展」の際、柿下さんは今回展の会場日程をおさえていたという。本人不在の「近作展」とはなったが、濃墨、青墨をたっぷり含んだ筆の跡を存分に楽しめる、温かな展覧会となった。戦場と化したウクライナに向けたむせびがにじむ「叫」、故郷・川根本町の茶畑を描いた「八十八夜」など、作品一つ一つに乾坤一擲、エネルギーを感じる。亡くなったことが信じられない。(は)
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