【長泉町井上靖文学館の「わたしを変えた井上靖のことば」展】仏サッカーW杯初戦で井上靖の詩を引用

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、長泉町井上靖文学館で3月12日まで開催中の開館50周年記念企画展「わたしを変えた井上靖のことば」。

過去の同館企画展で展示した、各界著名人による生原稿は有馬稲子、上村松篁、小澤征爾、椎名誠、村野藤吾ら11人。新規依頼の万城目学、今村翔吾、小林武彦の各氏はいずれも静岡に何らかの関わりがある。サッカー日本代表元監督の岡田武史さんは1998年、W杯初出場のサッカー日本代表の初戦直前に井上の詩「人生」を引用して選手を鼓舞したと書いている。ジャンルや立場を超えて人々の血肉になる井上文学。井上の言葉の「強度」を再認識。(は)

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