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静岡新聞教育文化部

宮島さんが「成瀬」と静岡にやってきた

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今年の第11回静岡書店大賞(小説部門)を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」の著者、宮島未奈さん(富士市出身)が、受賞記念に掌編「駿府さんぽ」を書き下ろした。県内の書店、図書館で配布されている。

あの成瀬あかりと鳥崎みゆきを連れて、宮島さんが故郷に戻ってきた。滋賀愛あふれる本編をうらやましく感じていた静岡県民は多いはず。宮島さんの思い出とともに登場する静岡の「おまち」が、2人の目に映っていると思うと感慨深い。娘が通う中学の国語の先生も、本編を「面白い!」と紹介していたそう。吉見書店竜南店では、あの西武大津店のペーパークラフトが飾られている。屋外広告にも注目。書店員の成瀬愛も負けていない。(お)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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