マンガのキャラクターを讃えたい! 3回目の開催「 #マガデミー賞2023 」とは?

あなたの推しキャラ&マンガ募集中!!

今回は「マガデミー賞2023」について、株式会社BookLiveの堰合(せきあい)さんに、SBSアナウンサー松下晴輝がお話をうかがいました。
松下:3回目の開催となる「マガデミー賞」はどんな賞ですか?

堰合:勇気や感動をくれるマンガのキャラクターに感謝の気持ちを伝えたいという思いから、2021年に生まれた賞です。

松下:マンガ好きにはたまらないですね。昨年はどんなキャラが受賞したんですか?

堰合:主演男優賞は『BLUE GIANT EXPLORER』の宮本大さん、主演女優賞は『メダリスト』の結束いのりさん、助演男優賞は『東京卍リベンジャーズ』の松野千冬さん、助演女優賞は『名探偵コナン』の灰原哀さん、新人賞には『ガチアクタ』のルドさんが受賞しました。審査員特別賞は『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』のちいかわさんでした。

松下:昨年の傾向を教えてください。

堰合:『BLUE GIANT EXPLORER』の宮本さんや『メダリスト』の結束さんのように、ひたむきに努力する姿がカッコいい、応援したいと思うようなキャラクターに応募が集まりました。特別な才能やカリスマ性があるわけではなく、その一生懸命な姿に心打たれて「応援したい」「報われてほしい」という思いが感じられました。

松下:宮本さんと結束さんはTHE 主人公という感じのキャラクターですよね。

堰合:昨年ノミネートに入った『女の園の星』の星先生や『スキップとローファー』の岩倉美津未さんなど、新しい価値観や気付きを与えてくれるキャラクターが推薦されているのは、現代的な傾向だと思います。

少年・青年マンガの恋愛モノに注目

松下:10月5日にマガデミー賞の受付が始まりました。推薦したいキャラクターがいる場合はどうすればばよいですか?

堰合:マガデミー賞のウェブサイト(https://booklive.jp/magademy-award)から応募できます。X(旧Twitter)でも推薦できます。ハッシュタグ「#マガデミー賞2023」と「#私の推しキャラ」を入れて、キャラクター名と作品名を投稿してください。なお、選考対象は2023年に単行本が発売された、もしくは発売予定のマンガ作品のキャラクターとなります。

松下:昨年までに終わってしまった作品は対象外なんですね。今年の傾向はいかがでしょうか。

堰合:『シャングリラ・フロンティア』のサンラクさん、『ブルーロック』の糸師凛さんなど、カリスマ性がある強めのキャラは人気があります。個人的には『薫る花は凛と咲く』の紬凛太郎さんや、アニメ化でも話題となった『僕の心のヤバイやつ』の市川京太郎さんのように、少年・青年マンガの恋愛モノの主人公に票が入っているのがうれしいですね。

松下:最近、恋愛モノ流行っていますね。

堰合:本格的なラブストーリーの少年・青年マンガが増えています。私たちと同じ目線で悩み、一歩踏み出していく姿に勇気をもらっている人も多いのではないでしょうか。

松下:感情移入しやすく、身近に感じる部分もありますね。

堰合:今年はキャラクターだけでなく作品単体の推薦もできます。10月29日まで受け付ける推薦をもとにノミネートキャラクターとノミネート作品が決まり、BookLiveを含めた5書店の書店員と、特別審査員であるお笑い芸人ハナコさんによる審査会を経て、2024年3月13日に受賞キャラクターと受賞作品が発表される予定です。

松下:私の推薦作品を挙げるとしたら『葬送のフリーレン』ですね。1話と2話で70年分ぐらい話が進みます。ファンタジーでもあり、日常系のマンガなんです。

堰合:バトル中心ではなく、フリーレンの心の動きを追っていく作品ですよね。

松下:私も投稿しようと思います。ありがとうございました。

※2023年10月13日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

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