やっぱりUFO！？ついに静岡の空を飛ぶ“謎の浮遊体”の正体が明らかに！
ついに浮遊体を見たことがあるという視聴者から連絡が！
新コーナー「サクヤのサクッとゼミナール」では、今気になることや話題のあれこれについて、サクヤがサクッと解説していきます。
そして記念すべき第1回目のテーマはこちら。『静岡を騒がせた！謎の浮遊体の正体とは！？』
これが静岡県立美術館付近と、藤枝市の蓮華寺池公園で撮影された浮遊体です。
この時に考え出した仮説は3つ。
【1】大学の授業や研究 【2】ドローン 【3】UFO
その真相を探るべく取材をしている最中、女子大生から有力情報が得られました。
女子大生：おじさんがUFOっぽい凧を揚げていました。
それからも追跡調査を進めてきたスタッフ。「日本の凧の会」に問い合わせてみたところ、興味深い返信が来ました。
“UFOであれば面白かったのかもしれませんが、やはり「凧」だと思います。もし回転しているのであれば、手の込んだ作りです”。
もし凧だとすれば、誰が作って、どのように飛んでいるのでしょう？ますます謎が深まる中、大浜海岸で凧を見たことがあるという視聴者の方と会うことができました。
源平さん：そうそうこんな感じ。でもこれは結局、凧だったんです……。
源平さんの情報をまとめるとこちら。
・直径1mくらいの大きい凧
・揚げているのは明るくてよくしゃべる気さくなおじさん
・蓮華寺池公園、焼津港、大浜海岸など県内のさまざまな場所で揚げている
さらに調査を進めていくと、凧のおじさんの連絡先を知っているという女性とコンタクトが取れました。おじさんの名前はフジオカさん。さっそく伺った番号に電話をかけてみました。
フジオカさん：それは僕の凧ですね。週に3〜4日くらい揚げていますよ。
取材依頼も快くOK。ようやく謎の浮遊体の謎の解明に近づいてきました。
ここからは生中継！あなたも歴史の目撃者に！？
取材当日はあいにくの雨でしたが、近江アナウンサーが中継を担当。目撃情報があってから3か月、ついに凧をあげているフジオカさんとご対面です！
お名前は富士岡学さん。車の中には、大きさ1mの大きな凧が入っていました。
富士岡さん：なんだかんだ作るのに4年ほどかかっていますね。だんだん形を変えて、今は円形のUFOっぽい形になっています。
近江アナ：この小さい凧はとっても軽いですね。10g？1円玉10枚くらいの軽さですよ。
富士岡さん：ラジコンとかに使われている軽い材料を使っています。軽くしないと揚がっていかないもんで。
風速3mほどであれば凧を揚げられるとのことですが、中継日は天気が悪く風速は5m以上。ということで、晴れている日に撮影した映像をオンエアしました。
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近江アナ：手に持っているのは釣竿ですか？
富士岡さん：そう、釣竿の方が糸を巻くのもラクにできるからね。
キラキラ光って回転する小さな凧
今日は風速6mまで対応できる小さな凧を揚げてくれることに。これは太陽の光で反射させる素材を巻いてあって、200mくらいは上がるそうです。
近江アナ：どうしてこういう凧を作ろうと思ったんですか？
富士岡さん：そりゃあ目立ちたかったから。UFOのような凧を揚げていれば、テレビの出演依頼が来ると思って。
そんなお茶目な一面もある富士岡さんですが、今後の夢があるそうです。
富士岡さん：夜に光る凧とか、もっと変わった凧を作っていきたい。あとは静岡県立こども病院がある麻機の公園でも凧をあげて、子どもたちに見て喜んでもらいたいね。
ということで、謎の浮遊体の正体は、富士岡さんが作った『超スゴい凧』だったことがわかりました。
もしどこかでUFOのような浮遊体を見かけたら、富士岡さんが揚げている凧かもしれません。
（2023年7月8日放送）
SBSテレビ「しずおかびっくりTV」（土曜午後4:00〜5:00生放送）は、「10分に1回のびっくり」をテーマにしずおかのびっくりを発信する番組。週替わりで豪華芸人さんがびっくりハンターとなって静岡の魅力をお伝えするロケはTVerで翌週火曜12:00更新。X（旧Twitter）やInstagramも合わせてどうぞ！
出演／堀葵衣、近江由佳、影島亜美、木乃華サクヤ、他
