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人気占い師・真木あかりさんに聞く2022年の運勢とは?5月に流れが変わる!?

大きな運気の切り替わりは、5月上旬

2022年はどんな年になりそうなのか? SBSラジオIPPOでは「占い師真木あかりの星読み」コーナーでおなじみ、人気占い師の真木あかりさんにSBSアナウンサー瀬崎一耀がお話をうかがいました。真木さんは、四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行いながら、占いコンテンツの企画、執筆などで活躍されています。
※1月4日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

瀬崎:占いの世界では1年ほど前から「風の時代」に移行したということですが、「風の時代」とはどんな時代なんですか?

真木:「風の時代」は昨年のトレンドワードでもありましたね。その前までは、およそ200年ほど「土の時代」だったんです。「土の時代」を経ての「風の時代」は、新しい情報やコミュニケーションが重視される時代です。

瀬崎:その「風の時代」から1年ほど経ちましたが、真木さんの実感としてはいかがですか?

真木:コロナの影響が強いと思いますが、リモートワーク化が進んだり、ネットを介していろいろなサービスが行われていく、シェアリングエコノミーなどが広まってきたのは、いかにも「風の時代」だなと感じました。

瀬崎:多様性もかなり尊重されている感じがします。

真木:そうですね。差別やジェンダーに関する意識の高まりなども「風の時代」らしい現象と言えそうです。

2022年はどんな年になる?

瀬崎:みなさんが気になるのは今年の運勢ですが、今年はどんな年になりそうですか?

真木:大きな運気の切り替わりとして抑えておきたいのが、5月上旬という時期だと思います。ここまでは癒しや共感といったキーワードが重視されます。5月中旬以降は勢いが出てきて、世の中的に挑戦しよう、前進しようといったムードが強くなってくると思います。

瀬崎:それは、何かイベントがあるということではなく、占いの世界としての感覚的なものですか?

真木:星回りから読んでいるのですが、世の中的には5月初旬までは、経済成長よりも弱者や環境的に不利益を被っている人々への救済といったことに重きが置かれていきます。あとは、SDGsって最近よく聞くキーワードとして意識されていると思いますが、こういった部分でも「貧困をなくす」「教育格差をなくす」といったことに注目が集まっていくと思います。

瀬崎:具体的に、私たちはどんなことを心掛けて過ごせばいいのでしょうか?

真木:すでにだいぶコロナ禍にも慣れてきているとは思いますが、人に対する優しさや共感、助け合いといったものを意識するといいんじゃないかなと思います。

瀬崎:人との距離自体は物理的に離れてしまいますが、心の距離は縮めていきたいですよね。

真木:コロナで大変な思いをされた人もたくさんいらっしゃいます。そうした中、新型コロナウイルスの第5波までで何を学んでどう活かしていくのか。

瀬崎:まず5月までの時期は自分もですが、いろんな人をいたわりながら、優しさをもった世界を意識して過ごしていきたいですね。

真木:そうですね。そして、挑戦や勢いをつけていくのは5月以降になると思います。

2022年、瀬崎アナの運勢は!?

瀬崎:個人的に真木さんにうかがいたいことがあります。実は昨年の正月にSBSテレビの特番の中で、別の占い師の方から、アナウンサーの中で私が一番運勢が悪いと言われてしまったんです。今年の私の運勢はどうなんでしょうか?

真木: 昨年、実際に悪かったという実感はありました?

瀬崎:いえ、特にそんなことはありませんでした。自分のやりたかったサッカーの実況などいろんな新しいことに挑戦させてもらったり、1年を振りかえって、悪い印象はそこまでないです。

真木:昨年のことはその先生のお見立てもあるかと思います。2022年に関しては、結構いいんじゃないでしょうか。例えば上半期ですと、上司や先輩から大事なことを引き継いだり、責任あるお立場に抜擢されたりすることがあるかもしれません。

瀬崎:今、まさに大抜擢されていますが、このまま牧野さんを引きずり落としたりすることがあるかも(笑)。(※牧野アナウンサーの代役で番組出演中)

真木:そうですね、「下剋上」は今年の下半期にでてくるキーワードではあります。反骨精神が高まってきますが、ここはあまり激しくならないようにした方がいいかなと思います。というのは、今はパワーで下剋上を狙っていくよりも、人間関係のなかで学びながら己を鍛える時期なんです。下剋上をするなら2023年以降です(笑)。

瀬崎:確かに来年度で3年目になりますが、まだまだこの仕事について分からないことだらけなので、この1年で牧野さんなどに教えていただいて、いい人間関係を作って、4年目になったときに狙っていくのがいいですかね。

真木:今年任されることは、結構プレッシャーがあるかと思いますが、それも先輩たちの愛なんですよね。瀬崎さんだから任せたいということが多いはずなので、どんなこともチャンスと思って前向きにやっていくとよろしいかと思います。

運勢がよくないと出てしまったら?

瀬崎:調子に乗らず、謙虚に感謝しながらいただいたチャンスを活かしていきたいと思います。ちなみに昨年の私のように、占いで運勢がよくないと出てしまった場合は、一年をどう過ごすといいでしょうか?

真木:低迷期と言われるとやはりショックで、どうしよう……嫌なことしかないかも……と思ってしまいます。しかし低迷期だからこそ、はかどることもあります。たとえば四柱推命という占いでは、新しいものはダメとなっていて、結婚や引っ越し、転職には不向きですが、立ち止まって足元を固めるにはすごくいい時期なんです。

勉強や基礎訓練、筋トレなど自分の足元を固める行動には、好調期よりも追い風が吹くこともあります。そして、四柱推命では低迷期は2年間なんですが、この時期に頑張ったことは、その後の人生で必ず役立つんです。なので、あまりめげずに、足元を固めるにはどうしたらいいか考える時間として使っていくといいと思います。

占いの種類によって結果が違ったら?

瀬崎:真木さんはいろんな種類の占いができるそうですが、占いの種類によって違う結果が出た場合はどう考えればいいでしょうか?

真木:「複数の占いを参照し、それぞれに一致している内容だけを採用する」という方もいらっしゃるのですが、これって実はすごく迷いやすくなってしまうんです。どうしてもそれぞれの内容に引っ張られて、見通しが絞れないことになってしまいます。

占いはもともと何のために読むかというと、読んだだけでは意味がなくて、行動してこそ幸運をつかむことができます。なので、「こういう年なのか。じゃあ、こうしよう!」と具体的な見通しが持てるものを選択して、今年の運勢とするのがいいのではないでしょうか。あとは、「この先生」と決めてみるなど、今の自分に一番しっくりくるものを選ぶのもいい選択だと思います。

瀬崎:自分のモチベーションを上げるために占ってもらうのであれば、自分が一番しっくりくるものがいいですね。そして「行動してこそ幸運もつかめる」とお聞きしましたが、僕も昔から運が悪い性質なんです。「あの人は持って生まれた運がある」とか考えてしまうこともあるんですが、そうではなくて、「運勢は自分の行動によって変えられる」という考え方でいいですか?

真木:持って生まれた運というのは、あるにはあるのですが、一番大事なのはやっぱり行動になってきます。一生ずっと幸せな人も、ずっと不幸という人もいません。占いではどの時期がツイているかが大体わかるので、その時々に合った行動を起こしていくと、持って生まれた運を活かしやすいです。

瀬崎:真木さんの占いは、このIPPOの「星読み」のコーナー以外で参考にできたりするのですか?

真木:幻冬舎から、電子書籍で『2022年上半期 あなたの運勢』が出ています。その他、雑誌「SPUR」(集英社)や「マイカレンダー」(説話社)でもご覧いただけます。あとは、ネットで「真木あかり」で検索いただければと思います。

瀬崎:ぜひ、みなさんも1年を良くするために、ネットで検索してみてください!
 
今回お話をうかがったのは……真木あかりさん
占い師。西洋占星術、四柱推命、九星気学等の占術において研究・鑑定・執筆を行う。『2022年上半期 12星座別あなたの運勢』(幻冬舎)、『タロットであの人の気持ちがわかる本』(説話社)等、著書・雑誌連載多数。静岡市出身。

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