【うなぎのむらかみ 三島】幻の共水うなぎを使った焼きにこだわる鰻店!
三島に来たら食べたくなるメニューナンバーワンが鰻。三島広小路周辺の鰻店は、土日ともなると観光客で行列することも。実は三島の美味しい鰻店は、車でしか行けない郊外にもあるんです。
銀座グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。
毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます
しばらくアップが滞っていた三島のうなぎ店を紹介するシリーズ 既に8割近くの鰻専門店を食べてきたので、残すお店もあとわずかになって来てちょっと寂しい今日この頃。
鰻ってフラッと食べに行くよりも、少し前からこの日は「鰻を食べに行くぜ」と気合いを入れて食べるメニューじゃないですか? 少なくとも、もぺにとってはある意味、鮨よりも気合いを入れて食べに行くお店(笑)
最近ちょっと鰻を食べてないなぁと思ったある週末、気合いを入れて「うなぎのむらかみ」さんに行って来ました! はい、ここまでは良かったのですが、お店に着いてみるとまさかの大行列
店主さんにどのくらいかかるか尋ねると、今日はもう勘弁してくれというお返事。渋々と他でランチを済ませて帰りましたが、ショック過ぎて代わりに何を食べたか記憶にありませんw
というわけで、翌日はリベンジをすべく、むらかみさんのオープン前に美味しい鰻を食べるぞダッシュ
結果、無事にポールポジションをゲットして幻の共水うなぎを味わって来ました
うなぎのむらかみの外観
うなぎのむらかみさんの店舗があるのは、三島市の南側にあたる長伏。地元の方しか通らないような道沿いのお店なので、通りすがりで見つけることはないと思います。
きっと三島市民でも知っている人は少ないんじゃないかな?
こちらがうなぎのむらかみさんの店舗。歴史を感じさせる渋い雰囲気の鰻専門店でしょ!
店頭に書いてあるように、注文が入ってからうなぎを蒸し始めるため、提供までに時間がかかることをご承知おき下さい。
もぺもちゃんと電話してから来るべきだったわ
うなぎのむらかみさんの目玉といえば、大井川の近くで養殖されている幻の鰻と呼ばれる共水うなぎ。自然に近い環境で育てられており、生産数が非常に限られているので取り扱えるお店が限定されているんです!
静岡県東部では、三島のむらかみさんと沼津の村上さんの二店舗。ちなみに沼津の村上さんは息子さんのお店の様子。
そんな数に限りのある共水うなぎなので、むらかみさんでは国産厳選うなぎも取り扱ってます。
こちらには共水うなぎの説明。
ほほぉ、全国で30数店舗しか取り扱えないとは、確かに希少過ぎて幻の鰻ですな
うなぎのむらかみの駐車場
むらかみさんの駐車場は店舗の向かいにあるこちら
駐車可能な場所は13~16+20に限定されていますので、周りに迷惑をかけないように駐車くださいませ。
うなぎのむらかみの店内
むらかみさんの店内はかなりの狭小。
あら、数年前に来た時はこの倍くらいの広さがあった気がしましたが、気のせいだったのかなぁ
卓上調味料にはラップが被されてますが、醤油・タレ・山椒 ・爪楊枝かな。さすがにこの姿は初めて見ましたw
うなぎのむらかみのメニュー
せっかくむらかみさんに来たので、是非とも共水うなぎを食べたいのですが、上が10,000円はかなり厳しい、、、並の7,000円も厳しいけど、ここは気張って行くしかないですね
国産うなぎもいい値段ですが、おそらく松が通常のうなぎ一匹分。一般より大きなサイズということなので、松の4,500円は三島では平均かちょっとだけ安い価格設定かな
何か美味しそうな一品ものがないかと見ていたら、うなぎのひれ串焼を発見 なるほど、捌いた時に廃棄されがちな、うなぎの背びれと腹びれを使ったSDGsなメニューじゃないですか。こんなの見つけたら、もちろんもぺも廃棄削減に協力させて戴きます(笑)
注文を終えると、温かいお茶でほっこりしながら鰻の登場を待ちますかね。
小鉢
お茶を飲んでいたら、なんと小鉢にモズクが! しっかりと酢が効いて美味しいのですが、こんなの食べてしまったらお腹がめちゃんこ空いて来ますやんw
鰻を待つ時間が長く感じるなぁと思っていると、、、
骨せんべい
おっと、今度はタイミング良く鰻の骨せんべいが登場 想像通りのカリカリ感に、ちょこっと沁みたタレが
うまぁ
なるほど、きっとこちらは注文した鰻の骨なのでしょう。よく食べる骨ボ〜ンより小ぶりですな。
珍しいのがこちらの鰻の頭!
こちらもしっかりと揚げてあるので、骨が気になることもくて良いよ
うなぎのヒレ串焼き
そして骨せんべいを食べ終わるちょうど良いタイミングで、うなぎのヒレ串焼きが登場
こちらは腹びれかな。
見かけはちょっとアレですが、食べてみるとジュワッと脂が滲み出て
うまうま
これは間違いなく日本酒が欲しくなる一品だわ
こちらの痩せてるのは背びれ。
おほぉ、ヒレがサクサクと香ばしく根元の身は筋肉質でもっちりと
3150
見かけはガリガリぽかったのに、これまた美味しいじゃないかい!
共水うなぎ(並)
むらかみさんの鰻は丼スタイル。この蓋を開ける瞬間が
ワクワクドキドキ
どんな鰻が出てくるのかな。
蓋を開けてびっくりんご、小さいとはいえ鰻が2尾も鎮座しているではないですか!
共水うなぎと言えども高いと感じていましたが、このボリュームを見たら納得ですわ
うなぎの表面はパリッと焼かれていて、中はきっとふっくらとしているんだろうなぁと想像すると
よだれ5リットル
箸を入れてみると、外パリの中フワがよく伝わって来るわぁ
うなぎの皮はしっかりと焼かれており、パリッと香ばしい食感に続いて身がふっくらとして
3150
小ぶりなうなぎでしたがクセはなく、タレが濃過ぎないので鰻も魚であったことを思い出させてくれる味わい。
お米は水分が少なめで硬めの炊き上がり。うんうん、これはもぺの好みにドンピシャに決まってますやん
ではでは、鰻とお米を合わせてみると、鰻の端にタレが濃縮されて濃い味になっていて味のグラデーションが
最強のコンビ
これは焼きの技が光ってますな
こちらは自家製の浅漬けかな?
お吸い物はシンプルな出汁で、フワッと優しい香りに包まれる安心感。たっぷりの三つ葉に、後半はゆずの香りもONしてくるね。
鰻の後半戦は山椒を使って味変にて。
むらかみさんの山椒はそれほどパンチ力がないので、やや多めに使うのがいいでしょう!
某三島の有名店とか、鰻の骨が残っていることもあるのですが、むらかみさんの鰻には骨など当然一切無し。焼きも絶妙でレベル高いっすよ。
最後は肝吸いの肝にてご馳走様でした
うなぎのむらかみの情報
幻の共水うなぎ、正直に言えば高過ぎると思っていましたが、鰻が2尾も使用されていたら納得の価格。
ずっと昔、大阪時代に食べた天然鰻の味を思い出した気がしました
もぺ的には星
★★★★★★★★
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静岡県グルメの中でも、特に東部を中心活動しているもぺこです。ソウルフードのようなローカル店から静岡を代表する予約困難店まで、幅広くなんでも美味しく食べる雑食ぶり。ブログではお店の良い点を引き出すことに心血を注いで活動中。