大きなリードとともにタスキをもらったのは、浜松市西部の大沢明穂(浜松市立1年)で、積極的に走り出しています。大沢は腕もよく振れ、1km地点を3分15秒で通過していきました。
2番手は県外の高校で活躍している御殿場市の山崎楓(山梨学院大附属3年)。タスキを受けると先頭の大沢を追い上げ始めました。
後続では浜松市北部の野中佑香(麁玉中3年)や静岡市静岡Aの仁科友維(静岡学園3年)、沼津市の大塚菜穂(三島北2年)らが素晴しい走りで順位をかなり上げてきています。
残り1kmになっても大沢の走りは変わらず安定していて、浜松市西部の独走態勢をキープ。終始落ち着いた走りで浜松市西部はトップで10区にタスキをつなぎました。
2番手の御殿場市は、山崎が粘りの走りで順位を守りました。3番手は御殿場市と2位争いを演じた浜松市中央。田辺あかり(常葉菊川2年)が区間3位の16分11秒で、激しく前に迫りました。
4番手は浜松市北部の野中。順位を3つ上げて10区につなぎました。大健闘の野中は見事区間賞を獲得、タイムは15分44秒でした。
静岡市清水の清水真帆(由比中3年)は順位を守り5番手。富士市の半沢優子(日大三島3年)は6番手でタスキをつなぎました。
区間2位は沼津市の大塚でタイムは15分53秒。チームを19位から14位に押し上げました。この区間での繰り上げスタートはありませんでした。
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