最終区間の11区は今年、一部コースの変更があり、距離が1km近く短くなりました。この区間には、広州アジア大会3000m障害5位入賞の武田毅(スズキ浜松AC)が出場していて、その走りが楽しみです。
浜松市西部の武田はトップでタスキを受け、ゆったりとしたストライド走法で1km地点を2分43秒で通過、余裕の走りを見せています。
トップと1分30秒の差で2番手から追い上げるのは、浜松市中央の中川智博(スズキ浜松AC)。3番手には御殿場市の山下伸一(自衛隊滝ヶ原)が、浜松市中央の中川から12秒遅れで走り出しています。
先頭の浜松市西部は独走態勢。トップを走る武田は力強い走りでスピードを上げ、3km地点を8分33秒で通過していきました。
中川と山下の2番手争いは、3番手の山下が積極的な走りで中川を追い上げますが、2番手の中川も粘りの走りで逆転を許しません。後続では、富士市の中村泰之(スズキ浜松AC)が前を行く静岡市清水の近藤優希(立命館大3年)に迫って来ています。
浜松市西部の武田は2位以下を大きく引き離し、トップでゴール、大会最高の2時間14分44秒で優勝しました。
2位は浜松市中央の中川が区間3位の12分37秒で走り、順位を守りました。3位は御殿場市の山下。区間最高記録となる12分33秒の力走で前を追い上げましたが、惜しくも順位を上げることはできませんでした。
4位は順位を守った浜松市北部の中川学(サクラ工業)。中村は区間2位の12分34秒で走りました。
5位は富士市の中村で、順位を1つ上げてゴールしました。6位には静岡市清水が入りました。
市の部の敢闘賞は三島市、伊豆市、下田市が受賞しました。
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