トップでタスキを受けたのは浜松市西部の南嘉紀(舞阪中3年)。800m、1500m、3000mで県ナンバーワンの走りが注目されます。南はゆっくりとしたペースで走り出しました。
2位グループを見ると、富士市の福田涼平(冨士中3年)が先頭から45秒遅れ、浜松市中央の野島大暉(浜松日体中3年)が55秒遅れ、御殿場市の勝間田皐希(富士岡中3年)が58秒遅れでタスキを受け走り出しています。
トップの浜松市西部の南は、走り始めこそ体が重そうでペースが上がらないようでしたが、国道に入り残り1kmを切ったあたりから、実力通りの素晴しい走りになりました。スピードを上げ、残り500mでラストスパートをかける頃には、2番手以降の姿は全く見えない独走態勢になりました。南のスピードに乗った走りで、浜松市西部がトップを維持して8区にタスキを渡しました。南は11分37秒で区間賞も獲得、2番手との差を大きく広げました。
2番手は浜松市中央。野島が順位を1つ上げタスキを渡しました。3番手は御殿場市で、勝間田が区間3位の12分03秒で走りを見せ、順位を1つ上げました。4番手には富士市の福田が入りました。5番手の磐田市の小杉直(磐田一中2年)は順位を守りました。
6番手には浜松市北部の中谷建太(麁玉中3年)が昨年の全国中学駅伝出場の力を見せました。区間2位の11分42秒で走り、順位を2つ上げました。
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