この区間は今年から走者と距離が変更になり、40歳以上の区間で距離が800m長くなりました。毎回順位の変動が激しく話題も多く楽しみな区間です。
トップでタスキをもらったのは浜松市西部の岩本晃典(スズキ精密工業)。走り出すと徐々にペースを上げ、最初の1kmを3分18秒で通過。2番手との差を広げていきます。
富士市の七森法広(旭化成冨士)と浜松市中央の天野芳彦(JR東海)が、ほとんど同時にタスキをもらって激しい2番手争いを見せています。その後方では御殿場市の川合貞克(陸上自衛隊滝ヶ原)が初出場ながら頑張って追い上げ、続く磐田市の松原正典(浜松ホトニクス)も上位をうかがっています。
この区間の注目選手の1人、富士宮市の佐野浩市(富士宮市役所)も3年連続区間賞を狙って、バランスのとれた力強い走りを見せています。
先頭の岩本は2.5kmを過ぎ、ますます快調。残り1kmを切ってからもペースは変わらず、残り500mの直線で後ろを走る七森の姿が見えた時は、その差が30秒近くに広がっていました。浜松市西部の岩本は2番手との差を45秒に広げ、トップでタスキを渡しました。
2番手争いは終盤までもつれましたが、富士市の七森が10秒差で、浜松市中央の天野を振り切りました。4番手には御殿場市の川合、5番手には磐田市の松原がそれぞれ順位を1つ上げて入りました。
6番手は藤枝市の浦山富三吉(東京医薬紙器)で、2つ順位を上げました。
区間賞を獲得したのは、トップで入った岩本で、タイムは14分00秒。区間2位は松原の14分04秒。区間3位は川合の14分14秒でした。第1回大会から連続出場の三島市の永井晃(JR東海)は区間14位、今大会も健闘しました。
第6中継所での繰り上げスタートは今年もありませんでした。
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