2021年10月 3日 12:00

コラム

▽10/3 望月やすこのコラム≪浮世離れしたお金持ち≫▽

■ １０／３【浮世離れしたお金持ち】

最近、ひょんなことから浮世離れしたお金持ちの８０過ぎた女性と知り合いになりました。
世界のあちこちに家が５つだか６つだかある人です。

「いつでも遊びにいらしてね」と言われたので、友達と一緒にご自宅に伺ったのですが、
家のある物の、小物でも家具でも何でも、高いだけじゃなくて文化もセンスもあって
「これぞ真正金持ち！」という感じで面白かったです。

友人が「雰囲気がデヴィ婦人にそっくりですよね」と言ったら、老婦人は

「わたくしテレビをあまり拝見しないからそのデヴィ婦人という方を存じ上げないのだけど、
わたくし若い頃よく銀座で過ごしていて、その頃、たしか根本さんとおっしゃっる、
とってもお綺麗な方がインドネシアの大統領の元に行かれたけど、その方がデヴィ・スカルノって名乗られていたわ。」
と言いました。

それデヴィ婦人！！　デヴィ婦人だから！！　　と、もちろんツッコミましたが、
デヴィ婦人と同じ時代に同じ界隈で暮らしていた人かと思うと、金持ち感と浮世離れ感が３ランクくらいアップしました。

ちなみに友人はお土産に「何を持っていったらいいかわからない」と、超定番の「安倍川餅」を持っていきましたが、
彼女は「あら！　始めて食べるわ！」と無邪気に喜んでくれました。
静岡県内在住者なのに...　　
お金持ちって、普段何を食べてるんでしょうね。


言いたがり主婦　望月やすこ