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番組審議会だより > 2021

第623回番組審議会(2022年2月18日)

●開催年月日 令和4(2022)年2月18日(金) 12時30分
●開催場所

リモート方式で開催

●出席者

委  員 ※敬称略

中井 弘和(委員長)

種本 祐子(副委員長)

久米 行子

栗原 績

田中 尚弘

鈴木 智子

江﨑 和明

星野 明宏(※書面参加)

花崎 誠

鶴見 照彦

審議議題

〇テレビ番組

「ダイドーグループ日本の祭り

 夢をのせ 大空高く打ちあがれ ~藤枝市 朝比奈大龍勢~」

放送:令和3(2021)年12月12日(日) 16:05~17:00

概要

<企画意図>

ダイドードリンコ様は日本各地の伝統的な祭りの支援を通して地域の絆作りや活性化の役に立ちたいという想いから民放テレビ局制作によるダイドー1社提供の番組「ダイドーグループ日本の祭り」を2003年に始めました。2021年で19年目を迎え、静岡ではSBSが年間1本制作しており、2005年の「浜松まつり」をはじめ、「三熊野神社大祭」、「島田大祭 帯まつり」、「富士宮まつり」、「下田八幡神社例大祭」など、県内の幅広いエリアで受け継がれる祭りの魅力をドキュメンタリーとして紹介しています。

●委員の意見

・小さ目のカメラでの1人取材で、より近い目線で地域の皆さんの「自然体、ふだんの姿」が見られた。

・番組タイトルがすてきで、題字も力強く、朝比奈の皆さんの人柄をうまく引き出していた。

・祭りの存続では、技術やノウハウよりも、歴史、根底に流れる地域に対する思いを共有できるかが、大切だ。

・伝統ある祭りは、古いイメージがあるが、内山アナウンサーの柔らかいが明瞭な語りでフレッシュさも感じられ、視聴の後押しになっていた。

・大龍勢は、青空に向かって龍が舞い上がっていくような様子が醍醐味。へいそく感のある心理的状況で、「希望、勇気、夢」を与えてくれる。

・学校教育との連携が素晴らしい。倫理観の教育など、昨今の学校教育現場で指導困難な部分を地域の方々が担ってくれている。

・高齢者の生きがい創出で、祭りを見直すことは非常に大切だ。

・開催場所がもう少し詳しい地図で示されるとよかった。

・祭りが存在しない「都市部との対比」で、コミュニティー維持の秘訣、仕掛けを取り上げるとより面白い。

・対策されているが、口上を述べる場面の一部で、マスクがないのが少し心配だった。

・衰退傾向のコミュニティーへのノスタルジーに加え、伝承するための仕掛けなどの提示も期待したい。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和4年1月1日~1月31日 総件数301件

(1)ORANGE【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・ 28件

(2)おひさま家族~りんくん一家の17年~【TV・自社制作】

・・・・・・・・・ 12件
(3)ひるおび!【TV・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 11件

(4)ふくわうち【ラジオ・自社制作】

・・・・・・・・・  9件
(5)鉄崎幹人のWASABI【ラジオ・自社制作】 ・・・・・・・・・  8件
(5)静岡発そこ知り【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・

 8件

視聴者からの意見 

テレビ番組「おひさま家族~りんくん一家の17年~」

令和4(2022)年1月29() 1525~ 放送 

・何気なく見た「おひさま家族」。自分の息子と変わらない年齢のりんくん。涙なしでは見られなかった。家族に、祖父母に愛されているりんくん。新聞配達を手伝うりんくん。兄弟と一緒に公園で遊ぶりんくん。もし自分の子がこの場に遭遇してあの「ハチの巣駆除」発言をする子だったら。あの時のお兄ちゃんの助言、とても考えさせられた。(メール)

・大変感動したと同時にとても切ないものを感じた。第三者の私には何の力もない。老齢で病身のため1年後2年後に放送されることがあってもそこまで生きているかどうか。りんくんのおばあ様の絵本だけでも拝見したい。りんくんがあのまっすぐな眼差しを失わず、一日でも長く今のままで過ごされることを心から願っている。素晴らしいドキュメントをありがとうございました。(メール)

・私にも支援学校の小学部にいる娘がいる。二相性急性脳症という病気を1才半に発症し知的障害が残った。下の妹は姉が普通じゃないことは理解している。それでもバカにしないように優しく育てようと考えていたがりんくんの家族を見て無理にそうさせること自体がエゴだと思った。できることを増やして日々を大切に過ごすことが一番大切なんだと教えてもらった。できることが減っても懸命に生きる姿に勇気をもらった。本当にありがとうございました!(メール)