・コロナ禍の中、時代を切り取ったタイムリーな番組だった。
・タレントの力が表れていた。笑いもあり、世代を問わず楽しめる番組だった。
・出演した生徒たちの屈託のない笑顔が印象的で、等身大の姿が表れていた。
・生徒をいじりすぎることもなく、無理やり感動モノにすることもなく、1時間あっという間の楽しい番組だった。
・楽しくて声を出して笑った。鬼頭リポーターの突っ込みのタイミングが良く、番組を盛り上げていた。
・普段目立たないような生徒にスポットを当てた人選がとてもよかった。
・お笑い芸人がバカ騒ぎをする番組が多い中、高校生と同じ目線で交流をしていることに好感を持った。
・最後に生徒と斎藤さんが一緒に歌うシーンは印象的だった。番組をぐっと引き締めていた。
・これまでの蓄積と地域・人とのネットワークのあるSBSだからこそできた番組だと思う。
・学校取材は、保護者の許可など苦労があったと思うがよく取材できていた。
・先生たちの「卒業生に思い出を贈りたい」という願いが強く伝わってきた。表には出てはいなかったが、先生たちの思いをうまく企画に落としたのは、制作側の成功だ。
・サプライズでタレントと触れ合うのが思い出作りなのか。少し疑問に感じた。
・思い出作りのお手伝いという割に、タレントにスポットが当たっていて、もっと高校生を主役にしたほうがよかったのではないか。
・塾講師にお礼を言うシーンは、もっと掘り下げたほうがよかった。
・コロナ禍での学校生活の様子などがあれば、もっと感動が深まったのではないか。
・テレビは、もはや「ながら視聴」ではないメディアになっているので、もっと事前にWEBなどで告知をするべきだった。
・マスク着用は仕方なかったとはいえ、マスク越しの表情をどう伝えるかという難題はこれからのテーマだと思う。
・TVは「取り上げてあげる」という上から目線になりやすいので、一緒に作っていくという意識が大切だ。
・2組のタレントがサプライズで現れて生徒と交流をするというユニークな設定で、実験的な取り組みの番組だった。
・普通の人を一瞬にタレントにすることができる手法から、まだまだテレビに力があることを感じさせる番組だった。
・番組に出ることそのものが強烈な思い出になることは、テレビの強みだ。自分で発信することに慣れている高校生を、テレビがその機能を使って応援する。一種のメディア論、世代論としてみても面白い番組だった。
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