
6月8日、フィリピン付近でマグニチュード8.2の地震が発生し、静岡県に一時「津波注意報」が発表されました。沼津市と富士市、松崎町では「避難指示」が出されるなど各地で対応に追われました。
フィリピンでは、悲鳴とともにビルが無残に倒壊しました。8日午前8時38分頃、フィリピン付近でマグニチュード8.2の地震が発生。この地震で、気象庁は静岡県を含む太平洋側の広い範囲に「津波注意報」を発表しました。
<影島亜美キャスター>
「下田市白浜です。普段はサーファーの姿がありますが、きょうは津波注意報の影響でしょうか、サーフィンをしている人の姿はありません」
東京の父島で20センチなど、各地で津波を観測。静岡県内では、最大1メートルの津波が予想されていましたが、津波は観測されず、午後4時50分に津波注意報は解除されました。
津波注意報の発表を受け、沼津市と富士市、松崎町が「避難指示」を、下田市と河津町が「高齢者等避難」を出しました。
下田市の避難所には、デイサービスを利用する高齢者らが身を寄せました。
<80歳男性>
Q、避難所に来てどうですか?
「大丈夫ですね。はい、安心ですね」
Q、津波は怖いですか?
「そんなに特別、大変だということはないけど、心構えだはちゃんとキチっとしておかないとね。いざという時には(逃げないと)」
沿岸近くの小学校は
沼津市の沿岸近くの小学校は、グラウンドでの体育など屋外での活動は取りやめに。
通常の下校時間と津波到達の予想時刻が重なったことから、下校時間を遅らせる対応もとりました。
全ての児童の保護者に対して、下校時間に合わせ学校に迎えに来るよう依頼した学校も。
<迎えにきた保護者>
「3・11のことがあるので、ちょっとしたことでも心配が大きかった」(迎えにきた保護者)「無事引き渡しができて良かった。学校の対応にも感謝しています」
海のテーマパークにも影響が
海のテーマパークにも影響がー
沼津市の「あわしまマリンパーク」と「伊豆・三津シーパラダイス」は臨時休園となりました。
<伊豆・三津シーパラダイス 土屋考司飼育長>
「避難指示の解除がないと、なかなか通常に戻せないと思うので、考慮しながら通常の運営ができる形に戻していければなと考えています」
一方、県内での鉄道や道路など交通インフラへの影響は出ませんでした。
専門家は
津波のメカニズムについて詳しい専門家は、注意報が出た場合でも落ち着いて状況を把握するよう呼び掛けます。
<常葉大学副学長 阿部郁男 教授>
「今回のようにフィリピンでマグニチュード8の地震が起きたら、静岡県には何分後にどのくらいの津波が来るのかと、静岡県に来る前に必ず小笠原諸島や沖縄に津波が来てから静岡に来ますので、そういった途中に津波が来る場所の津波の高さを知っていれば、静岡県はこのくらいかというのがイメージできるかと思う」
さらに、過去に起きた地震を参考に自身の判断軸をつくることが大切だと話します。
<常葉大学副学長 阿部郁男 教授>
「それぞれ個別に避難のあり方は変わってくると思いますので、今回と同じような地震が起きた時には、自分のところには来るのか来ないのか、じゃあ自分は避難が必要かどうかということを、今回のような地震をキッカケに一度考えていただければと思う」
気象庁や自治体が発表する防災の情報を基にした迅速、的確な行動が必要になりそうです。









































































