猛暑で県内企業への影響は? 光熱費増加や現場の効率低下に悩む各社の対策は

近年、私たちが悩まされている暑すぎる夏。これが経済活動の足を引っ張っている状況が明らかになりました。

夏の猛暑についてマイナスの影響があると答えた企業は全体の約半数に。

■ジェラート専門店は気温上昇が追い風に

静岡市駿河区の海沿いにあるジェラート専門店では、ショーケースに12種類の味が並びます。

季節によって様々なメニューが食べられる人気のお店です。

<ラ・パレット 用宗本店 上田瑛里さん>
「ゴールデンウィークの前あたりからお客様が多くなり始めまして、今の時期も気温が高い日は多くのお客様がお見えになっています」

こちらの店にとっては追い風となるのが気温の上昇です。しかし、行き過ぎた暑さは企業活動に良い影響を与えないことが改めて明らかになりました。

■猛暑で県内企業の約半数がマイナス影響

<静岡経済研究所 溝口歩嘉研究員>
「従業員の健康リスクの上昇や設備トラブル等による稼働停止、エネルギーコストの負担増加など、猛暑が企業活動の各種方面にマイナス影響を及ぼしている実態が明らかになりました」

静岡経済研究所が県内の1000社に対象にしたアンケート調査では、猛暑によってプラスの影響があると答えた企業は、わずか3.9%。

一方、マイナスの影響があると答えた企業は48.6%に上りました。マイナス要因に挙げられたのは水道光熱費の増加が75.8%、人件費や原材料費の増加が30%を超えました。

■「ちょっと余裕をもって現場を終わらせるように」

暑さの影響を如実に受けるのが外での現場仕事です。4日、焼津港で実施されていたのは防波堤を強化するための工事が行われていました。

こちらの会社では暑い日は普段よりもこまめに休憩をとり、作業員の熱中症に気をくばりながら工事を進めています。

<橋本組現場監督 マインさん>
「ちょっと余裕をもって現場を終わらせるように、最初から計画を立ててそのとおりにやって、作業員に無理させないようにしたい」

2026年の夏も猛暑に見舞われることが予想されていて、各企業はマイナスの要素を最小限に抑える努力が求められそうです。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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