「いざ起きたときの対応をあらかじめイメージをしておくことが大事」風水害から身を守る 台風6号接近で高まるリスク 新しい防災気象情報を活用し"自分で避難する"意識を【わたしの防災】

台風6号の接近で警報級の大雨になる可能性がある静岡県内。近年、想定を上回る風水害が後を絶たない中、自分の身を守る防災の意識が改めて問われています。

2025年7月15日、富士市五貫島の国道1号の下を通るアンダーパスでは、冠水のために通行できない状態となりました。

こうした風水害の危険性は県内各地の身近な場所に潜んでいます。

■身近に潜む風水害の危険性

<富士市防災危機管理課 菅野惇さん>
「小潤井川です。大雨が降ると、川が増水をして、氾濫の危険の可能性があるところまで水かさが上がった時もありました」

普段は穏やかなこの場所も、ハザードマップでは洪水の浸水想定区域となっています。

<富士市防災危機管理課 菅野さん>
「災害リスクを把握するためにハザードマップを確認いただければと思います。自分がいつどこにどのように避難するのかという情報をまずは確認しておいた上で、同報無線ですとか、SNS、防災アプリなんかを通していろんな情報を発信しますので、自分で避難をするというところをみなさん意識をもっていただければと思います」

5月23日に富士市で風水害をテーマに開かれた防災セミナーです。

<参加した人>
「去年、その前の年から七夕の時期に多く水が出たり竜巻が起こったりなので他人ごとではない」

■5月から運用が始まった「新しい防災気象情報」

風水害への関心が高まる中、気象庁は5月、新しい防災気象情報の運用を始めました。

現象ごとに「河川氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」の4つの項目に分類した上で、5段階の警戒レベルで情報を発信していきます。

<富士市防災危機管理課 菅野さん>
「雨が強く降ってくると、レベルが上がっていくことによって、今の危険度ですとか避難するタイミングを把握するために分かりやすくなったのかなと思います」

自治体が出す高齢者等避難や避難指示などの避難情報と、すべての項目でレベルと色が統一されたことで、避難するタイミングの判断がしやすくなりました。

■行政の備えと個々の危機管理意識

また、県と各市町は台風の接近・上陸といった風水害に備えて、対応のあり方を検討する研修を行っています。

<沼津市職員>
「いままで考えられないぐらい短時間で雨が降るのでなかなか難しいところですね」

<富士宮市職員>
「事前にできる対策を整えていったりですとか、いざ何か起きたときにどういう案内ができるかとかってところをもっと市民の方とも共有できれば」

風水害から住民を守るため行政対応を重ねていますが、県の担当者は個々の危機管理意識も高めてほしいと話します。

<県東部地域局東部危機管理監 塩津慎一副局長>
「事前の知識ですとか、いざ起きたときの対応をあらかじめイメージをしておくことが大事かなと思っております」

風水害のシーズンが到来する中、防災、気象に関するさまざまな情報をもとに対応する力が求められます。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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