「上司に無視された、物を買わされた」容疑者の男がいじめを相談… 三島市の工場襲撃 15人刺傷 =静岡

10日経過も4人が入院中

静岡県三島市の工場で従業員ら15人が刺されるなどした事件で、逮捕された元従業員の男は上司に無視されるなどのいじめを受けたと訴えていたことが分かりました。この事件発生から10日が経ちましたが、現在も4人が入院しています。

<竹川知佳記者>
「事件があった工場です。年末年始の休みを明け、きょうから稼働を再開しています」

この事件は2025年12月26日、三島市にある工場で、複数の従業員が刃物で刺されたほか、工場内に液体がまかれたことで男性従業員15人が負傷したものです。

警察は殺人未遂の疑いで、元従業員の男(38)を逮捕・送検しています。

「精神的に追い込まれている」 周囲に吐露 

警察によりますと、負傷したのは20代から50代の男性15人です。刃物で刺された人のうち6人が重傷を負い、10日経った1月5日現在も、4人が入院中です。

捜査関係者によりますと、これまでの調べに対し容疑者の男は「職場で嫌がらせを受けていた」という趣旨の供述をしています。

複数の工場関係者への取材で、容疑者の男は「上司に無視されたり、物を買わされたりするなどのいじめを受け、精神的に追い込まれている」と、周囲に悩みを打ち明けていたことが新たに分かりました。

<竹川知佳記者>
「関係者によりますと、事件を受け、工場では出入口の警備員の数を増やし、警戒を強めているということです」

容疑者の男の自宅など関係先からは多数の証拠品が押収されており、警察は被害に遭った15人から順次話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べています。

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