磯焼けで消失した藻場の再生に向け協定締結 静岡ガスと対策推進協議会、漁協=静岡

静岡ガスと地元の漁協などは12月24日、静岡県の榛南地域沿岸の海を豊かにしようと藻場再生に向けた連携協定を結びました。

連携協定を結んだのは、静岡ガスと榛南地域磯焼け対策推進協議会、南駿河湾漁業協同組合です。

静岡県の御前崎市、牧之原市、吉田町の榛南地域の海は、以前8000ヘクタールにわたって海藻などが群生する藻場が広がっていましたが、食害や海水温の上昇による磯焼けで消失しています。

今後、3者は種を持つ海藻の移植などをして、藻場の再生に取り組むということです。

<静岡ガス 杉山武靖常務>
「会社では得られないことをこの活動を通じて、人材育成にしっかり取り組む機会としてやっていきたいと考えている」

活動の一環として、地域住民向けに海藻の種まきなどの啓発イベントも予定されています。
 

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